2008年 03月 31日
College Town Oxford 1
3月のとある日、我が家から南東に60マイル(約96km)行ったところにあるOxfordに出かけた。
このOxfordにはミシシピ州立大学があり、
アメリカを代表するノーベル賞作家William Faulknerが終生過ごした街でもあって、
そこかしこに図書館の湿っぽい匂いが漂っているような、懐かしい匂いのするところである。
ここにはFaulknerの図書館(資料館)もあるが、まだ訪れる機会を得ていないが、
ぜひとも出かけたい場所の一つだ。
実はこの街に来るのは、このときが2回目だったが、最初は寒風吹きすさぶ冬の日だったため、
ダウンタウンをそぞろ歩くなどということもしなかった。
今回は春の穏やかな日差しの中、ぶらぶらと歩いてきた。
観光客の一団と思しきグループもいくつか見かけた。
どうやら国内からではなく、ヨーロッパ辺りからの団体のようだった。
Oxfordというとイギリスの地名としての方が有名だが、
世界各地にOxfordと名の付くところはあるらしい。
もしかして「Oxfordをめぐる世界の旅」なんていうのの最中だったかもしれない。
古き良き時代の典型的な南部の学園都市がそのまま息づいている街。
我が家の隣町、Hernandoにも支店があり、お気に入りのイタリアンレストラン、
Old Veniceで日替わりランチ。
毎回サラダとこの自家製パンを食べ終えたところで満腹状態になる。
この日もメインのアルフレッドは全部食べ終えることができなかった。
このOxfordに毎週土曜日、今週から出かけることになった。
片道60マイルは決して近くはないけど、ドライブがてらのスモールトリップ。
ミシシピで暮らし始めて1年、この春、どうやら行動範囲がぐっと広がりそうだ。
*写真はクリックで拡大
by lanova
| 2008-03-31 23:47
| Trip