2006年 01月 10日
サザンクロス
コンピュータ不在だった年末年始、それまでコンピュータに向かってキーボードを叩いていた時間がどこに移行されたかといえば、やはり本だった。
書く(打つ)ことから読むことに変わったわけで、基本的にはやはり「文字」の時間だった。
まず手に取ったのが、一度読み出したら止まらなくなるパトリシア・コーンウェルの警察シリーズ第2弾「サザンクロス」。
検屍官シリーズは、かなりシリアスなタッチだが、この警察シリーズは少々コメディタッチもうかがえ、気分転換に読むには向いている。
人気テレビドラマ「24」のようにいくつかの場面が同時に進行するため、つい先を読み進めたくなる。
なかなか味な書き方である。
今回も多少ドタバタ劇的なところもあり、まあ現実ではありえないだろうなというような偶然が幾重にも重なってドラマを面白く仕上げている。
シリアスな心理描写の多い検屍官シリーズの合間に、息抜きに読むには最適な作品。
この「サザンクロス」は南十字星のことではなく、南北戦争時代の南部の旗のことをいう。
いずれ南部の住人になるわけで、南部人気質を垣間見ることもできた1冊だった。
パトリシア・コーンウェルの作品どれもがベストセラーになるほどの人気だが、なぜか勤務先の高校図書館には1冊も置いてない。
クーンツはほとんどそろっているのだが…
ここのところその理由を知りたいと思い始めている。
サザンクロス/パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
書く(打つ)ことから読むことに変わったわけで、基本的にはやはり「文字」の時間だった。
まず手に取ったのが、一度読み出したら止まらなくなるパトリシア・コーンウェルの警察シリーズ第2弾「サザンクロス」。
検屍官シリーズは、かなりシリアスなタッチだが、この警察シリーズは少々コメディタッチもうかがえ、気分転換に読むには向いている。
人気テレビドラマ「24」のようにいくつかの場面が同時に進行するため、つい先を読み進めたくなる。
なかなか味な書き方である。
今回も多少ドタバタ劇的なところもあり、まあ現実ではありえないだろうなというような偶然が幾重にも重なってドラマを面白く仕上げている。
シリアスな心理描写の多い検屍官シリーズの合間に、息抜きに読むには最適な作品。
この「サザンクロス」は南十字星のことではなく、南北戦争時代の南部の旗のことをいう。
いずれ南部の住人になるわけで、南部人気質を垣間見ることもできた1冊だった。
パトリシア・コーンウェルの作品どれもがベストセラーになるほどの人気だが、なぜか勤務先の高校図書館には1冊も置いてない。
クーンツはほとんどそろっているのだが…
ここのところその理由を知りたいと思い始めている。
サザンクロス/パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
by lanova
| 2006-01-10 21:00
| Book