2015年 02月 08日
Wishing
寒いときには-30℃近くにまでなる厳冬期に、春の訪れをただ手をこまねいて待っているだけでは辛いものがある。
そんな風に思っていたとき、いつも行くスーパーのレジの近くに水耕栽培のヒヤシンスがあった。
「水栽培」でヒヤシンスを育てたのはもう半世紀も前の小学生の頃。
教室の後ろのロッカーの上にずらりと並んだヒヤシンスのガラス瓶。
あのヒヤシンスが咲いたのか、咲いた後どうしたのか、まったく覚えていないけれど、遠い記憶の中に凛と咲くヒヤシンスの姿がある。
庭仕事を開始するまで、まだ3ヵ月近くは待たなくてはいけないけれど、家の中で一足先に春を感じるのも悪くないと、ヒヤシンスを求める。
うまく咲かせることができるかどうか、少々心配ではあったけど、それから3週間、ヒーターを入れない部屋の窓際に置いていたら見事に花を咲かせた。
部屋のドアを開けると、何ともいえない芳しい匂いがする。
ほんの少しだけ、春を感じ、慎ましやかに春の訪れを待つ。
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by lanova
| 2015-02-08 15:10
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