2011年 12月 27日
Precious memories
ミシシッピからここに引っ越してからというもの、車で出かけることはあっても、近所を歩くということはほとんどなかった。
先月、雪が降る前に近所を歩いてみようと、夫と出かけた。
いつもは車で素通りする公園に足を踏み入れる。
すぐ横には幹線道路も走っているのに、公園の中は静寂に包まれており、trail(遊歩道)も整備されていた。
ウォーキングをするには、十分な距離のtrailだ。
その公園をぐるりと一回りしたところにバスケットコートがあった。
さすがに風が冷たい11月になれば、ここでバスケットをする人の姿はない。
2002年に渡米するまで、ボランティアで地域の小学生のバスケットチームのコーチをしていた。
1年生から6年生までのやんちゃな男の子たちの大所帯だったけど、とてもとても楽しい時間だった。
ほとんど毎日のように仕事帰りに小学校の体育館に行き、子どもたちと過ごした。
家のことはすっかり母に任せて…
長男と次男がチームに所属していたときも同じようにコートの中にいた。
こうしてバスケットコートに立つと、息子たちがコートを走り回っていた姿がありありと目に浮かんでくる。
今、あのころを振り返り、私はなんと息子たちに楽しませてもらったことかと、心から感謝する。
もちろんNBAや日本リーグで活躍するようなプレイヤーとはわけが違うが、あのときの息子たちは100%のプレイをしていた。
親や周囲の期待を担って精一杯のプレイをしていたと思う。
たとえ結果としてその期待に応えられなかったとしても…
冷たい風の中、ボールに向かってシュートする息子たちの姿を見たような気がした…
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by lanova
| 2011-12-27 10:00
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