2010年 02月 01日
Greenville & Leland
ここに引っ越してきて2ヶ月が過ぎた。
やっと一息つけるようになり、初めての「お出かけ」をしようということになった。
ここからBlues Highway 61をミシシッピ川に向かって30分ほど車を走らせると、
Greenvilleという街に着く。
この街の中心街を抜けると、ミシシッピ川を跨ぐ大きな橋が見えてくる。
橋の向こうはArkansas(アーカンソー州)だ。
一旦、州境を越えて橋の向こうまで行き、もう一度ミシシッピ州へと引き返す。
アーカンソーに入るときは、州を示すサインがあったのだが、なぜかミシシッピを示すサインはない。
今、この橋は架け替え工事が進められており、もうじきモダンな橋に架け変わる。
この鉄骨むき出しの無愛想な橋の方がいかにもミシシッピらしいのだけども…
そしてこの橋のたもとにあるのが、本日の「お出かけ」目的の一つ、カジノだ。
もっともここでギャンブルをしようというのではなく、
カジノには必ずつきもののバッフェ(バイキング)で食事をしようというわけだ。
通常、カジノのバッフェはプレイホールのすぐそばにあり、にぎやかなことこの上ない。
ところがここは、プレイホールから完全に離れており、BGMを聞きながら、
窓の外に広がる風景を楽しみながら、のんびり食事ができる。
値段もTunicaのカジノに比べると、約半額。
お味も満足度も約半分だったけど…
Greenvilleからの帰路、ふと目に入ったのが、"Highway 61 Blues Museum"の看板。
これは行かないわけにはいかないでしょ!
入館時間は過ぎているだろうけど、とりあえずミュージアムをめざすことにした。
それは、半ばゴーストタウンしたかのようなLelandという町のダウンタウンの端っこにあった。
かつてここは、モンゴメリーというホテルだったそうだ。
そこでポーターとして働いていたのがJames "Son" Thomasだそうで、
やがてブルーズマンとして、その名を知られていくようになったのだという。
ここに来るまで、名前さえ知らなかったブルーズマンだ。
ミュージアムの壁に描かれたあでやかな絵と対照的に、生活の匂いすら感じられないような町。
ダウンタウンを抜けると、物置小屋かと見紛うかのようなガラクタに取り囲まれた家々が並ぶ。
ミシシッピのこうした小さな町には、どこでも見かける光景だ。
そこには、どこかしら「時代」から取り残されたような空気が漂う。
それが、なぜか魅力的に感じられてならない。
いや、魅力的というのではないかもしれない。
幼いころに見た夕焼けの色とシンクロする。
なぜか気になる…という方がふさわしいのかもしれない。
きっと、またここには足を運ぶだろうな…
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やっと一息つけるようになり、初めての「お出かけ」をしようということになった。
ここからBlues Highway 61をミシシッピ川に向かって30分ほど車を走らせると、
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この街の中心街を抜けると、ミシシッピ川を跨ぐ大きな橋が見えてくる。
橋の向こうはArkansas(アーカンソー州)だ。
一旦、州境を越えて橋の向こうまで行き、もう一度ミシシッピ州へと引き返す。
アーカンソーに入るときは、州を示すサインがあったのだが、なぜかミシシッピを示すサインはない。
今、この橋は架け替え工事が進められており、もうじきモダンな橋に架け変わる。
この鉄骨むき出しの無愛想な橋の方がいかにもミシシッピらしいのだけども…
そしてこの橋のたもとにあるのが、本日の「お出かけ」目的の一つ、カジノだ。
もっともここでギャンブルをしようというのではなく、
カジノには必ずつきもののバッフェ(バイキング)で食事をしようというわけだ。
通常、カジノのバッフェはプレイホールのすぐそばにあり、にぎやかなことこの上ない。
ところがここは、プレイホールから完全に離れており、BGMを聞きながら、
窓の外に広がる風景を楽しみながら、のんびり食事ができる。
値段もTunicaのカジノに比べると、約半額。
お味も満足度も約半分だったけど…
Greenvilleからの帰路、ふと目に入ったのが、"Highway 61 Blues Museum"の看板。
これは行かないわけにはいかないでしょ!
入館時間は過ぎているだろうけど、とりあえずミュージアムをめざすことにした。
それは、半ばゴーストタウンしたかのようなLelandという町のダウンタウンの端っこにあった。
かつてここは、モンゴメリーというホテルだったそうだ。
そこでポーターとして働いていたのがJames "Son" Thomasだそうで、
やがてブルーズマンとして、その名を知られていくようになったのだという。
ここに来るまで、名前さえ知らなかったブルーズマンだ。
ミュージアムの壁に描かれたあでやかな絵と対照的に、生活の匂いすら感じられないような町。
ダウンタウンを抜けると、物置小屋かと見紛うかのようなガラクタに取り囲まれた家々が並ぶ。
ミシシッピのこうした小さな町には、どこでも見かける光景だ。
そこには、どこかしら「時代」から取り残されたような空気が漂う。
それが、なぜか魅力的に感じられてならない。
いや、魅力的というのではないかもしれない。
幼いころに見た夕焼けの色とシンクロする。
なぜか気になる…という方がふさわしいのかもしれない。
きっと、またここには足を運ぶだろうな…
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by lanova
| 2010-02-01 21:30
| Trip