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Summer vacation 2016 No.5

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スモールトリップの終盤は19世紀の後半の牧師一家が住んでいた家。
事務室や訪問客を迎えるための部屋などもあるが、こじんまりとしたサイズの家。
それでも当時としてはかなり珍しい冷蔵庫や子供用の椅子などもあったようだ。
この子供用の椅子は食事の際にはハイチェアになり、低くすると揺り椅子にもなる。
こういうところはアメリカのこの時代がうかがえて楽しい。
今のようにPCもスマホはもちろんテレビもない時代だから、さぞかし家族団らんは楽しい時間だったに違いない。
このころはきっと家族で話をするときもちゃんと目を見ながら話をしたのだろう。
電気もない時代、ベッドに入るまでの時間を惜しむように家族で過ごしたのだろうと思うと羨ましくも思えてくる。
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c0062603_05334932.jpg夏の花が咲く庭先を後にして、当時の洋品店をのぞく。
既製服もあったようだが、その多くは女性用の誂え品だったそうで、下着やドレスはもちろん、帽子や手袋、鬘まで作っていたそうだ。
女性がパンツを着用する前、コルセットでぎゅっと腰を絞り、ドレープのあるスカートをはいていた時代だ。
足踏みミシンも懐かしい。
古代から文明は水のあるところに栄えてきた。
今回、訪れたこのThe Landingもミネソタ川の河畔に位置している。
当時の交通機関は川を利用した船がほとんどだった。
そのため毛皮商人を中心としてこの地域に町がつくられていったのだという。
しかし、時代が下がるにつれて輸送機関は船から馬車、やがて鉄道、車へと変遷し、この地域を後にする人々も次第に多くなっていった。
それでもここから臨むミネソタ川は、とうとうと流れている。
時代は変わり、人々の暮らしが変わっても、変わらないものはある。
そんなことを思った今年の小さな夏休みだった。
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by lanova | 2016-11-12 14:55 | Trip | Trackback | Comments(2)

Summer vacation 2016 No.4

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引き続き、The Landing(ザ・ランディング)ツアー。
ここは当時の何でも屋というか、総合オフィスというか、百貨店というか…何でもあり。
食料品も売っていれば、毛皮や用品、食器なども扱う。
それだけではなく郵便局としての機能や役所としての機能も持っていたそうだ。
当時の人々はここ1箇所で全ての用事が済ませることができたのだろう。
何もかもが細分化された現代社会より、ずっと便利だったのかもしれない。
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c0062603_02565874.jpg缶詰のパッケージは当時のもの。
今よりもずっとキッチュでおしゃれ。
レジスターもなかなかゴージャス。
魔女の宅急便さながらの箒とエプロンもいい。
ハエ叩きは今も昔も、日本もアメリカも変わらないんだなあと妙に感心したりして、ショップを後にした。

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この後に回ったのは、少し年代が下がり、中流から上流の少し裕福な家庭の家屋。
部屋数もぐっと多くなり、2階にはいくつかのベッドルームがあるそうだが、閲覧できるのは階段までで2階に上がることはできない。
フォーマルなリビングルーム、ダイニングルーム、デーンと呼ばれるファミリールームもある。
当時としてはまだ珍しかった蓄音機やオルガンなどもあり、裕福な家庭の様子が伺える。
ほとんどの家庭では屋内に水道設備はなく、外の井戸から水を汲んだというが、裕福な家庭になると家の中に水道設備が整えられていたそうだ。
とはいえ、今のように蛇口をひねると水が勢いよく出てくるわけではなく、くみ上げ式のポンプが台所の中に備え付けられていた。
しかし、冬の寒さが厳しいこのミネソタでは、これほどありがたい設備はなかったのではないだろうか。
マイナス30度にもなる極寒の地でこの時代の人々はどう暮らしてきたのだろうか…
200年前の暮らしに思いを馳せるのも、また楽しい。
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by lanova | 2016-11-10 16:10 | Trip | Trackback | Comments(0)

Summer vacation 2016 No.3

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引き続き、ザ・ランディング。
1800年代前半のごく一般的なアメリカの家は、こんな感じでこじんまりとした清潔感のある家屋。
現在のやたら大きいことが価値があるかのように、その大きさを誇る家よりもよほどぬくもりが感じられるのだが…
でも、家の横にあるバーン(農作業小屋)はやたらと大きかった。
農機具の収納や干草を蓄えておくための小屋は、当時の人々にとって家屋よりも大切だったのかもしれない。
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この家の正面には学校がある。
当時は全学年がこの一つの校舎の中で学んだという。
正面からの写真は床が傾斜しているのではなく、前から後ろに向かって机のサイズが大きくなるからだ。
日本の寺子屋のような学校だったのかもしれない。
農作業で忙しい両親に代わって子供たちの面倒を見るのは教師だった。
今のように学校と家庭とが分離している時代ではなかったのだろう。
ここで当時の様子を詳しく説明してくれたのは通常は図書館で働いているという女性。
雰囲気が学校の先生そのもので、思わず話に聞き入ってしまった。
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c0062603_03183965.jpgc0062603_03185159.jpg学校を見た後は、少し時代が下がり家のサイズも大きくなった家屋とその生活ぶりを見る。
台所にある大きなストーブは暖を取るのはもちろん、ここで煮炊きをしたり、盥に入れるお湯を沸かしたり、アイロンを乗せて熱くしたりしたそうだ。
ストーブの上で熱くなった鉄の塊で衣類にアイロンをかけるわけだが、「ちょっと持ってごらん」と言われて持ち上げたアイロンの重さに取り落としそうになる。
こんな重いものをどうやってスムースに動かせたのか、当時の女性はたくましかったのだろうと思う。
古き良き時代のアメリカが感じられ、テレビ番組や映画でしか知らない世界へとふとタイムスリップしてしまうような感覚になった。
淡い色合いのカーテンや調度品にはアグレッシブなアメリカは感じられない。
お人よしの陽気なアメリカ人が窓の向こうから顔を覗かせるようなそんな気がしてくる。
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by lanova | 2016-11-01 14:00 | Trip | Trackback | Comments(0)

Summer vacation 2016 No.2

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今回のサマーバケーションの行き先に選んだのはミネソタ川沿いにあるThe Landing(ランディング)。
ここではミネソタにヨーロッパから入ってきた人達が19世紀(1840頃~1890年頃)にどんな暮らしをしていたかを当時の家屋や生活用品をそのままの状態で保存し、公園の中を歩きながら疑似体験できる。
ここを訪れたのは7月24日だったので、公園の中には夏の色鮮やかな花々、それも花壇で丁寧に育てられたものではなく、牧歌的なワイルドフラワーがそこかしこに咲いていて、公園内に足を踏み入れると長閑だった時代にタイムスリップするようだ(とはいえ、アメリカの19世紀はテレビや映画で見るだけだけど)。
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公園の入り口から奥に進むに連れて時代が新しくなる。
最初に登場するのはこのミネソタ川沿いに定住したカナダからの移民の家。
ここに残っている家屋は実際にこの場所に建てられたものもあれば、離れた場所から移築したものもあるという。
いずれにしても新たに建てたものではなく、当時の建築様式そのもので残されていてとても興味深い。
元々はインディアンが住んでいたこの地にはドイツ人、アイルランド人、チェコ人、スカンジナビア人の移民が続いたという。
当初はドイツ人がとても多く、この地域ではドイツの生活様式が多く残されており、ドイツで生まれ幼少期を過ごした夫は懐かしそうに生活用品を見ていた。
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c0062603_07210439.jpgここで最初に暮らした人々は皮貿易を行っていたという。
ミネソタ川を利用して交易は盛んだったそうだ。
その後は次第に農地を開拓し多くは農家となり、テレビや映画でよく見る開拓時代の生活が営まれていったという。
この家の中では収穫されたインゲン豆が屋根の下に吊るされて乾燥豆が作られていた。
薪をくべるストーブも懐かしい。
きっと冬の間はこのストーブの上には大きな鍋が乗せられていたのだろう。
そして家族はみんなこのストーブの周りに集まって、話をしたり繕い物をしたりしたのだろう。
今の暮らしのようにセントラルヒーティングでもないし、床暖房でもない。
きっと隙間風も入り込んで、冬の厳しいこの地ではさぞかし寒かったことだろう。
それでも「あたたかさ」をここに感じるのは遠い日の同じ「あたたかさ」を覚えているからなのかもしれない。


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by lanova | 2016-10-23 21:00 | Trip | Trackback | Comments(2)