Casa de NOVA in Minnesota

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まだ遠い光(家族狩り第五部)

c0062603_15553486.jpg5部作の最終巻。
ここまで読んできて、最後はすべてが解決し、「良かった、良かった」で終わるのが常套手段だろうけど、この思いテーマではおそらくそうならないだろうなと思いながら読み進めた。
案の定、読後にすっきり感はない。
おそらく「家族」の問題は、それぞれの家族が課題として持ち続けていくものなのだろう。
全5冊、まさに一気読みという感じで読んだ。
それほどまでに惹きつけられたのは、これが決して他人事ではなかったからなのだろう。
多かれ少なかれ、どんな家族であっても家族の問題は抱えているのだと思う。
それが表面化しているかしていないかの違いはあっても…
決して特別な家族にだけ起こる問題ではないと思う。
それと同時に、社会で考えていく問題なのではないだろうかと思う。
重いテーマではある。
でも、多くの人に読んでもらいたい作品だった。

まだ遠い光(家族狩り第五部)/天童荒太(新潮文庫)
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# by lanova | 2005-03-25 23:02 | Book | Trackback(1) | Comments(6)

Mar. 24

三寒四温という言葉は日本のように四季がはっきりしているところでこそ、
生きてる言葉だと思っていた。
実際このLAで暮らし始めてから、ほとんど明確な四季の移ろいを感じたことはなく、
一年中、春と夏が謳歌しており、時々思い出したかのように肌寒い日があるくらいだった。
そんなときはちょっとしたジャケットを羽織れば十分だったし、
厚手のコートやセーターなどは無用だった。
ところが今年はすっかり様子が違う。
まずこれまでにはないほど雨の日が多い。
今までは年間30日くらいしか雨降りの日はないと聞いていたし、
過去3年は確かにそうだった。
傘をさしたのは、ほんとに数えるほどだった。
しかし今年の1月と2月の合計雨量は既に平均の年間総雨量の3倍を記録したという。
これが異常気象でなくてなんだろう。
この辺りの住宅は雨を考慮したつくりになってないから、あちこちで雨漏りもしている。
雨が上がると屋根を修理している家をよく見かける。
また、雨の日の運転に慣れていないドライバーが多いため、
雨天の交通事故は激増する。
そのため、1月の豪雨の後から、カリフォルニアの交通ルールが一部改正になった。
雨の日はたとえ日中であってもライトをつけて走らなければならなくなったのだ。
もし、ノーライトでポリスに見つかったら、その場でチケット。
雨がこんなに生活に大きく影響を与えるものだったなんて、
今頃気がついているカリフォルニア人も多いんだろうな。
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# by lanova | 2005-03-24 22:26 | Logbook | Trackback | Comments(10)

Morro Bay 2

c0062603_1125548.jpg


Morro Bay State Parkで見つけた老夫婦の美しいキャンピングカー。
外見の美しさも見事だけれど、内装も実に美しかった。
おそらくアンティックの部類になるのだろう。
キャンピングカーの中のテーブルやキャビネットなど、すべてが木製。
まるで小さな別荘がそのまま移動した感じ。
多くのキャンパーたちも興味をそそられてやってきていた。
キャンピングカーそのものの美しさもさることながら、
そんな風に過ごす老夫婦の姿が、とても印象的だった。
我が家のキャンピングカーは1月の豪雨で廃棄処分の憂き目を見た。
結局そのキャンピングカーでキャンプに行くことは一度もなかったが、
年をとったらこんな風に夫婦でキャンプに出かけるのも悪くない。

James Taylor "Fire And Rain"

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# by lanova | 2005-03-24 21:57 | Trip | Trackback | Comments(8)