Casa de NOVA in Minnesota

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Sunflower River Blues & Gospel Festival 1

観測史上最高の49℃を記録した今年の8月、Clarksdaleを目指して、北に30分ほど車を走らせた。
8月6~8日まで行われたSunflower River Blues & Gospel Festivalを楽しむためだ。
3日間の開催の中で私たち夫婦が出かけたのは7日(土)のBlues Day。
当日、午前中は雨が降っていたため、異常なほどの暑さも程よく和らいでた。
コンサートが行われるのは、夕方になってから。
その前にこのイベントの時だけ走行するExcursion Trainに乗って、
Clarksdaleからかつて栄えたプランテーションHopsonまで出かけることにした。
このエントリーではその列車の旅を記すことにする。
この鉄道はMississippi Valley Railroadと呼ばれ、鉄道が運輸の花形だった頃、
南部で生産された綿花やタバコなどがこれによって北部へと運ばれていった。

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列車は機関車がトロッコ列車のような客車を1両だけ引いて走る。
雨上がりの中、客車を吹き抜ける風が気持ちがいい。

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この鉄道はテネシー州メンフィスからルイジアナ州ニューオーリンズまでをつなぎ、
1882年に敷設され、1946年に廃線になっている。
こうして線路の上に置き去りになっている貨物列車たちは、かつては北から南へ、
南から北へとゴウゴウと荷物を運んでいたのだろう。

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Clarksdaleの町を抜けると、ここに住む人たちの家の横を列車はすり抜けていく。
南部特有の濃く深い緑に囲まれて、小さな家々が立ち並ぶ。
線路脇の家に住む子どもたちは、こうして列車が通るたびに表に出ては手を振っていたのだろう。

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そんな子どもの頃を思い出して手を振ってくれる人もいれば、
思い出すには若すぎる人たちは、珍しさに手を振ってくれる。

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住宅街を抜けた列車は、やがて広大な平原へと差し掛かる。
その平原の手前にトレーラーハウスが軒を並べている。
アメリカではどこの地域でも必ずお目にかかる風景だ。
トレーラーハウスをそのまま持ってきて、中が住まいに改造してある。
大きさもさまざまだが、トレーラーを2台くっつけたものが多い。
洗濯物が風に揺れている光景は、この農村地帯ならではの風景。
都市の多くは美観を損なうとの理由から、洗濯物を外に干すことはできない。

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これも南部独特の風景だ。
葛が木々や電柱、ともすれば建物そのものもすっかり覆い隠している。
いよいよ広大な大地が広がってきた。
かつて繁栄をきわめたプランテーションに到着だ。
この後は次回に…

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by lanova | 2010-12-28 20:00 | Music | Trackback | Comments(10)

Delta in Summer

c0062603_4581961.jpg隣町のClevelandまではくるまで10分とかからない。
私たちがよく行くのがこのAirport Grocery。
以前は空港の近くにあったのでこの名前がついたらしい。
今はハイウェイ61沿いにある人気のレストラン&バー。
特に平日の夕方6時まではHappy Hourで飲み物が半額になるので、その時間狙いで出かけることしばしば。
ここでも不定期にジャンルを問わずライブミュージックを楽しむことができる。
この日も暑い夏の夕方、涼みがてらに早めの夕食を取った。
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c0062603_502961.jpg日没はまだの夏の夕べ、わが町のダウンタウンを一回り。
人っ子一人通らない目抜き通りはまさしくゴーストタウン。
かつてこの町の中には鉄道が通り、駅前はホテルやバー、レストランでにぎわっていたという。
この町がにぎやかだった頃、ここは商店の倉庫かだったのだろうか。
今は営業している店舗は皆無だが、店内は昨日まで営業していたかのように、商品もディスプレイもそのままになっている。
タバコのポスターはいつ頃のものだろうか。
Tabというのは、Coca-colaが1963年に初めて発売したダイエットコーク。
当時のオリジナルのボトルがそのまま、ぽつんとショーウィンドーに飾ってある。

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ハイウェイ61を横切って、西に傾き始めた太陽を追いかけるように車を走らせた。
そこには永遠に続いているかのようなトウモロコシ畑が広がっていた。

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by lanova | 2010-12-22 20:10 | Logbook | Trackback | Comments(6)

Corn & Rice in July

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アメリカ南部といえば、綿花栽培ということを中学だか高校高のときに学んだ…はずだ。
確かに今も広大な綿花畑をあちらこちらで目にすることができる。
だが、長い間単作として綿花栽培が行われてきたことによって、土壌は疲弊し、
コストのかかる綿花栽培は時代とともに衰退していった。
今、このアメリカ深南部で最も作付けが多いのはとうもろこしと米だという。
現在暮らしているこのエリアでも広大なトウモロコシ畑と水田を目にすることができる。
とうもろこしは主に飼料用が栽培されている。
そして米はロングライスだ。
もちろん大型機械、飛行機を使った栽培で、
夏の間は畑の上を低空飛行する農業用飛行機をたびたび見かけた。
ただし、今年の夏は異常高温で、観測史上最高の49度を記録したこともあり、
とうもろこしは刈り入れの前に多くが枯れてしまった。
米は、気がついたときにはすっかり刈り取られていて、たわわに実る黄金の穂を見逃してしまった。
これらの写真は真昼のように思えるが、撮影時間は夕方6時前だ。

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この日、ハイウェイの両側に広がるこの畑を抜けて出かけた先は、
お気に入りのレストランThe Roof Grill。
程よい量とちょっとオリエンタルな味付けが気に入っていて時々出かける。
この日、夫が注文したポークグリルのソースは、まさに日本風!
このレストランのホームメイドのソースは、ベースがしょうゆだそうだ。
シュリンプパスタも美味しかった。
しょうゆに勝る調味料はないな、やっぱり!

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by lanova | 2010-12-19 11:59 | Logbook | Trackback | Comments(4)

B.B. King Homecomimg



我が家から南に向けて30分ほど車で走ったところにIndianolaという町がある。
この町に毎年7月の独立記念日の頃に里帰りコンサートをする人がいる。
この小さな町で生まれ、85歳になった今も世界中を飛び回るBluesの王様、B.B.Kingだ。
先日も「亡くなった」などというとんでもない噂が流れたが、このスケジュールの通り、
とても85歳とは思えないほど世界各国で演奏をし続けている。
ラスベガスなどでB.B. Kingのショーを見ようものなら、
良い席のチケットは$200.00などというのはざらだ。
しかし、このイベントは特別。
何しろHomecoming(里帰り)コンサートなわけで、1人$12.00というビックリ価格。
暑い暑い真夏、7月2日の夜、夫とともにこのコンサートが行われるIndianolaに出かけたのである。

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コンサートが開かれる野外ステージのある公園に着いたのは午後7時半ごろ。
7月の夜はなかなか訪れない。
広場の横にはディープサウスの象徴ともいえる小さな湖沼があり、
西に傾きかけた日差しが絶妙なバランスで樹木の間をすり抜けていた。
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まずは腹ごしらえをしようということになり、いくつかの出店の中から
「ここが美味しそう」と夫が選んだのがホットタマリの店。
確かに美味しかった。
家内産業だというタマリショップのおじさんとすっかり仲良くなり、
結局夫は最後までおじさんと並んで座り、コンサートを楽しんだ。
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c0062603_14361069.jpg夜8時を過ぎてもこの明るさ。
日没とともにどんどん人出は多くなる。
お目当てのB.B. Kingの前にいくつものバンドの演奏が続く。
そんな中で夫が「日本人がいるよ」と言う。
「まっさか~!こんなところに日本人がいるわけないよ」と、私はカメラを持ってぶらぶらと歩いてくることにした。
戻ってくると、夫はその東洋人に話しかけている。
その上ビールまでおごっているではないか!
そして勝ち誇ったように言ったのである。
「ほ~ら、日本人だったぜ!」と…
まさかこんなところで日本人に会えるとは思っていなかったので、
コンサートの大音響の中、大声を上げて日本語で話をした。
こういうときに決まってお互いに聞くのは「お住まいは?」「アメリカ暮らしは何年?」「日本のどちらから?」
この3大質問は欠かせないのである。
そして何とここでお互いに100個くらいビックリマークが飛び出したのである。
そこで出会ったN氏と私は同郷だったのだ。
しかも年も1歳違い。
にわかふるさと会がそこで急遽開催されたのは言うまでもない。

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夜910時を回った頃に、打ち上げ花火が始まった。
日本では花火と言えば夏の風物詩だが、こちらでは独立記念日と大晦日くらしか花火を見ることはない。
ミシシッピに引っ越してきてから独立記念日の花火を見ることはなかったので、
今回は本当に久しぶりだった。
日本の大花火に比べるとやはり見劣りはするものの、夜空に大輪の花を視るのは嬉しい。

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やっと大御所のB.B.Kingが登場したのは11時半を回っていた。
それでも年に1度のビッグスターのご帰還とあらば、地元の人たちは家路をたどろうとはしない。
しかし、観客の半分以上はこのコンサートを目当てに町外からやってきた人たちのようだ。
やはりミシシッピ出身のカントリーシンガー、Marty Stuartとのギター競演も披露し、
地元の子どもたちをステージに上げて一緒に楽しみ、時計の針はもう0時をとっくに回っているのに、
B.B. Kingはこの後、地元のクラブでライブを行うんだとか…
心行くまで楽しんだ真夏の夜の祭典だった。

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by lanova | 2010-12-16 00:19 | Music | Trackback | Comments(8)

The lilies in June

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c0062603_14585989.jpg6月の我が家は前庭にも裏庭にも百合の花が咲き誇った。
この近所には百合が植えてある家が多い。
一度球根を植えると、あまり手をかけることなく
翌年も花を咲かせる育てやすさが人気なのかもしれない。
家の西側の壁に沿って5月にたくさんの蕾をつけていたのは
この2種類の百合だった。

c0062603_14591399.jpgペチュニアも小さな株がどんどん増えて
見事な花を咲かせた。
実はこのペチュニア、12月半ばの今も、霜にも負けず
この写真と変わらない元気な花を咲かせ続けている。

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by lanova | 2010-12-13 00:08 | Garden | Trackback | Comments(0)

10th Annual May Day in Merigold

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日本のゴールデンウィークにあたる5月の連休がアメリカにもある。
Memorial Day(戦没者追悼記念日)を中心に多くの人が3~5日の連休になる。
このときにわが町で行われたのが"10th Annual May Day in Merigold"。
何しろ人口600人、世帯数250のこの町あげてのビッグイベントだ。
パレードあり、無料の料理サービスあり、コンサートあり、運動会ありの超豪華版だ。
私たちにとっては初のイベント、出かけないわけにはいかない。
まずはパレードでイベントの幕は落とされた。
最初にオープンカーで登場するのは今年のプリンスとプリンセス。
はにかみ気味のプリンセスと「なんでこんなことしなくちゃいけないんだよぉ~」顔のプリンスが対照的。

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その後をこの町の「とっておき」の車が何台か連なり、
毎日子どもたちが学校から帰ってくる頃になると家々の前の回るアイスクリーム屋の車が続く。
子どもたちにとってはクラシックカーや高級車よりももっと魅力的な車だ。

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そして何と言っても人気のトップは「はたらく車」。
中でも消防車はダントツ人気だ。
ここで暮らして1年、この「はたらく車」が働いているところは一度も見ていない。
それはきっといいことなのだろう。

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無料の料理はバーベキューリブにコールスローサラダ、コーンブレッド、ロールパン、ケーキ、
そしてこのときが最も旬のクロウフィッシュ(ザリガニ)。
食い意地は写真撮影の機会をすっかり奪ってしまい、気づいたときは料理は胃袋におさまっていた。
飲み物もすべて無料だが、ただしアルコールはなし。
この日の料理はすべてこの町の人たちの手作り料理で、
段取りをとっていたのが右の写真のオレンジのポロシャツのEdna。
この町の役場の職員で、とても気さくな彼女とは同年代で、役所にいくたびに話し込んでしまう。

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このほかにも屋外陶芸教室やミニ運動会で子どもたちの黄色い歓声が上がっていた。
この町の住民の60%はアフリカンアメリカン。
この日のイベントに参加していたのも多くはアフリカンアメリカンの人たちだった。
カメラを向けるとだれもとびっきりの笑顔を見せてくれた。

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圧巻はイベントもそろそろ後半という頃から始まったゴスペルコンサート。
プロではないがあちらこちらで喉をならした人たちが美しい歌声を聞かせてくれた。
小さな町の大きなイベント。
そういえば、子どもの頃、町内会で花見や海水浴に出かけたことを思い出した。
この町に住む子どもたちも大人になってこの町を離れたとき、
必死になって引っ張った綱引きを思い出すだろうか…

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by lanova | 2010-12-11 21:00 | Event | Trackback | Comments(2)

Green Green in the Garden

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5月も終ろうとする頃、我が家の野菜たちもどんどん勢いがよくなった。
トマトは日増しに緑の実を大きくし、熟れる日を今か今かと待ちわびていた。
中でも小粒のグレープトマトはたわわに実をつけ始めていた。
昨年の種なので無事に発芽するかどうか心配していた大納言小豆もすくすく育ち始め、
豆の収穫を楽しみにさせてくれた。
野菜の中では最も栽培が簡単なラディッシュも元気いっぱいに育ち始めていた。

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家の西側には何種類かのアイリス(菖蒲)と百合が植えられていた。
初めて迎える初夏に、どんな花が咲くかわからないというのも、なかなか楽しみなものである。
壁面いっぱいに蕾をつけた百合は花の色の鮮やかさはないけれど、
その瑞々しいまでの青さとすっくと伸びた茎は爽やかで凛とした印象を与えていた。

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by lanova | 2010-12-10 21:44 | Garden | Trackback | Comments(0)

Mother's Day Gift in 2010

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今年の母の日のプレゼントはは夫が手作りのピクニックテーブルにすると言い出した。
元来DIYを何よりもの楽しみにしている夫なので、
"プレゼント"ということよりも"作る"ということに重きが置かれたようだ。
インターネットで図面をダウンロードし、材料を買いそろえ、休みの日にはトントンカンカンやっていた。

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そして母の日には間に合わなかったが、5月の爽やかな風が木々の濃い緑を揺らす頃、
夫の手作りのピクニックテーブルは完成し、庭の梨の木の間に形よく収まった。
さて、これからこの木の下でティータイムを過ごそうと思っていたのだが、
今年は5月初旬から蚊の異常発生が起こり、
とうとう夏が終わるまでこのピクニックテーブルでのティータイムはお預けになってしまったのである。
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by lanova | 2010-12-09 22:06 | House | Trackback | Comments(4)