Casa de NOVA in Minnesota

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Steel Frame in Southern House 1

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現在、暮らしているLAは地中海気候で非常に乾燥しており、
年間を通して湿気というものはほとんどない。
しかし、地震の多発地帯であるため、地下室を建設するのには適していないのである。
ところがミシシッピは、まったくその逆なのである。
内陸型気候で、日本と非常によく似た気候条件である。
四季もはっきりあれば、冬は寒く夏は蒸し暑いのである。
また、湿気があるからなのか、シロアリ被害も多いと聞いている。
そのような条件を鑑みて、そしてここが一番重要なポイントだが、
我々の「年齢」を鑑みた場合、「悪くなったときにはその都度直して」などというのは、
絶対にできないだろうというわけで、
初期段階で「100年は大丈夫住宅」にしようということになった。
というわけで家を支える柱、骨組みはスチールにすることになったのである。
ところがこれがスケジュールを遅らせる大いなる要因になったのだ。
このスチールフレームはアラバマ州から数度に渡って運ばれてきたのだが、
なかなか予定していた日に配達してくれない。
届いてみれば、配達途中でひん曲がっている。
そうかと思えば、寸法の違ったものが届くで、てんやわんやの大騒ぎ。
その交渉の一つ一つを全部夫がやっていたため、彼のストレスも相当なものだった。
何とかやっとすべてのスチールフレームが運び込まれたのが先週のこと。
これが届かなければ、先に進めないわけで、本当にやきもきした。
この写真のような状態で運ばれてくるのだから、
途中で曲がってしまったり、落ちたりするのもありかもしれないと、
これも「アメリカの常識」なのかとため息をつくのであった。

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by lanova | 2006-09-28 22:27 | House | Trackback | Comments(19)

Basement in Southern House 2

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9月初旬にコンクリートを流し込んだ地下室の床は、
翌日にはこの通りすっかり乾いた。
早速、その地下室の天井と1階の床下部分にあたるところに
鉄骨を組む作業行われた。
コンクリートの床に何やらパイプらしきものが立っている場所が、
地下室のバスルームである。
ここはシャワーとトイレ、洗面台のみでバスタブは置かない。
ただし、この横にサウナを置きたいものだと密かに企んでいるのである。


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9月半ばには天井も貼られ、外から地下室に降りる階段の基礎もできた。
ここが非常事態のシェルターとして利用されないことが一番ではあるが、
その際に脱出口は必要なわけで、地下室と外とをつなぐ階段を設けている。
また大きな荷物を運び込むのには、いちいち家の中を通らなくてもすむので好都合である。
こうしてだんだん輪郭ができてくると、やはり使い道を考えてしまうもの。
トレーニング室に、オーディオルームに、クラフト用のワークショップに…
あれこれ思いをめぐらせる私の横で、
夫は「家庭でできるビールづくり」なんて本を真剣に読んでいる。
やはり酒蔵が一番、有効的活用方法なのかもしれない。

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by lanova | 2006-09-27 21:19 | House | Trackback | Comments(24)

Basement in Southern House 1

アメリカに5年近く暮らしていると、英語は一向に上達しなくとも、
次第に見えてくる「アメリカの常識」というものがある。
それは得てして、受け入れたくない、できれば「常識」の範疇からははずしておきたいような、
「アメリカの常識」である。
ミシシッピに家の建設がスタートしたのが、今年の5月のことだった。
当初の予定では10月末にほぼ完成の予定であった。
もちろん「アメリカの常識」が少しずつ身につき始めていたわけで、
「ははあ、これはうまくいけば年内に完成だな」と、正しい予定を頭の中で立て直していた。
そして9月が終わろうとしている今、
案の定、既に当初のスケジュールより1ヶ月遅れだという。
この後、ハロウィーンもあれば感謝祭、クリスマスと
ホリデーシーズンになだれ込んだ行くわけで、
「アメリカの常識」をこの際、認めざるを得なくなりそうだ。


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これが7月末の時点での地下室の建設状況である。
ここはミシシッピ州といっても、テネシー州との境界で内陸になるため、
ハリケーンの影響はほとんどといってない。
たまにトルネードの通り道になることもあるようだが、
これとて甚大な被害がある地域ではないという。
それでももしやの事態に備えて、シェルターの役割も持つ地下室を作ることにした。


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これが9月最初の状況である。
床や壁ができると次第にそれらしく見えてくる。
シェルターは非常時の場合であって、
日常での使い道は、保存食品の保存室や、
普段使わないものの収納室として利用する予定だ。
しかし、それに加えて家庭内非常事態の避難場所になるのかも…
避難するのは、さて、どちらだろうか…

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by lanova | 2006-09-26 22:16 | House | Trackback | Comments(8)

Huntington Library in 2005 Summer 2

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これまで何度か訪れたHuntington Libraryの庭園だったが、
昨年の夏に訪れたときが、最も見ごたえがあったように思う。
昨日エントリーした写真の中にもブルージェイを撮影したものがあるが、
まさに野鳥の宝庫なのである。
世界各国の樹木を一堂に会したこの庭園には、鳥や昆虫類も数多くいるという。
そして、それまでは一度もお目にかかれなかった、蓮池でのカルガモの親子。
ヒナのしぐさが実にかわいらしくて、いつまでも見飽きない。
そしてハスの花もこのときは満開。
日本だと釈迦の花というイメージが濃厚だが、ここでは宗教的なイメージよりも
モネの絵画を連想させる。
また、真夏の光の中でここぞとばかりに勢いがあったのがサボテンたち。
何とも奇妙奇天烈な姿形で、自己主張しているサボテンだが、
水分のない砂漠地帯で生きながらえていくための、自己防衛本能ゆえの姿だという。
陽気なたくましさの中にも、ふと哀愁を感じるのは、
あまりにも強烈過ぎる夏の光のせいだったのだろうか…

"Se a Cabo" Santana


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by lanova | 2006-09-25 23:27 | Trip | Trackback | Comments(10)

Huntington Library in 2005 Summer 1

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このブログにも再三エントリーしているお気に入りの場所、Huntington Library
これまでにも何度も出かけ、昨年夏にインディアナから夫の母と妹が、
そして日本からは両親が息子の卒業式出席をかねて来てくれたときにも、
この庭園を訪れた。
ちょうどコンパクトデジタルカメラを購入したばかりだったので、
カシャッ、カシャッとシャッターを押すと同時に、
写真がモニターに現れるのが嬉しくて、
子どものようにはしゃいで、写真を撮りまくっていた。
ところが、当時のエキサイトブログは、画像容量が30MGまでだったため、
そのまま日の目を見ないでいたのだが、
ネームカードの登録で、画像容量が一気に1GBに増量。
この際、デジカメ初心者当時(今でも初心者だが)を
振り返ってみるのもいいかもしれないと、
昨年のHuntington Photosの一挙大公開と相成ったわけである。
何だか、アナログカメラも、コンパクトデジカメも、一眼レフデジカメも、
こうして見る分には、そんなに大差がないような気がする。
要するにカメラではなく、撮影技術ってことなんだろうな…

"Photograph" Astrud Gilberto


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by lanova | 2006-09-24 22:19 | Trip | Trackback | Comments(12)

江戸の精霊流し(御宿かわせみ31)

c0062603_13433724.jpg以前池波正太郎を取り上げたときも、読むというよりは(テレビで)見る作品という印象が強いと書いたが、この平岩弓枝も同様である。
かなり多作な作家ではあるが、活字で読むよりはテレビドラマで接することの方がずっと多い。
もちろん「平岩弓枝ドラマシリーズ」など、原作のドラマ化作品も数多いが、やはり脚本家平岩弓枝として、親しんできたテレビドラマが圧倒的に多い。
中でも忘れられないのが「肝っ玉母さん」と「ありがとう」。
ちょっと調べてみたら、この2本は1960年代後半から70年代にかけて放映されている。
昨今話題の「昭和ノスタルジー」の真っ只中である。
もし、再放送されたら間違いなく見るだろうなあ。
さて、この「江戸の精霊流し」もテレビドラマ「御宿かわせみ」の中の一作品。
「風のたより ~風が運んでくれる 私のひとりごと~」のneko_penさんから、帰国中に実家に向けてどっさり送ってもらった文庫本の中の一冊。
宮本輝や浅田次郎など、私のお気に入り作家の作品をたくさん送っていただいた。
その中のこの作品は、時代小説が好きな母に回そうと思い、一番先に読んだ一冊であった。

江戸の精霊流し(御宿かわせみ31)/平岩弓枝(文春文庫)

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by lanova | 2006-09-23 22:05 | Book | Trackback | Comments(2)

花よりも小さく

c0062603_1556586.jpg今年の夏に、ご主人の海外赴任終了とともに日本に帰国された「おはようfromオハイオ」のsusieさんから、「本棚を片付けてたときに目に付いた1冊を」とプレゼントに送ってもらった1冊。
星野富弘氏は、今や日本では知らない人はいないのではないかと思われるほど有名である。
初めて彼の著作に出会ったのは、今から20年前、1986年に出版された「鈴のなる道」を偶然にも書店で手にしたときだった。
あれから早20年、この作者の本が、どれほど多くの人たちを勇気付け、励ましてきたことだろう。
その後何作か購入していたものの、この「花よりも小さく」は、日本を離れてから出版されたもので未読だったため、とてもありがたかった。
いまや英語やポルトガル語など、数ヶ国語に翻訳されているという星野氏の作品。
そういえばこの本にも、「911」のテロがあったときは、サンフランシスコで彼の個展が開催されていたという。
ぜひ我が図書館にも購入してもらうべく館長にリクエストしようと思っている。

  痛みを感じるのは 生きているから 
  悩みがあるのは 生きているから 
  傷つくのは 生きているから 
  私は今 かなり生きているぞ


花よりも小さく/星野富弘(偕成社)

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by lanova | 2006-09-23 00:20 | Book | Trackback | Comments(10)

Sunset in Matsue

「管理人室」のgeechanのエントリーで、宍道湖の夕陽が見事だった。
帰国中にぜひ見ておきたかったのが、この宍道湖の夕陽である。
ところが1ヶ月もあれば、いつでも見れるだろうと思ったのが間違いだった。
いくらでもチャンスはあったはずなのに、とうとう宍道湖畔で、
ゆっくり湖面に姿を消していく夏の太陽を拝むことができなかった。
それでも太陽が姿を消して後、西の空を幻想的な色に染める瞬間だけは
何とか目にすることができた。
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日本を離れる2日前、両親とともに、これも待望だった温泉に浸りに行った。
日本を離れて5年の間に、あちらこちらに新しい温泉ができていて、
実家から30分ほどのところにある「大森の湯」という温泉に出かける。
サウナで汗を流していたら、まるで温泉ガイドのような女性と一緒になり、
最近の松江周辺の温泉事情を詳しく説明してくれた。
どうやらいくつかの新しい温泉の中でも、この「大森の湯」が一番良かったようだ。
大きな岩風呂に身を浸していると、何とも言えない幸福な気分になる。
そしてお風呂上りは、何と言っても瓶入りコーヒー牛乳!
知る人ぞ知る「木次乳業」のコーヒー牛乳をグヒグヒ飲んで、
両親とともに夕食をとりに宍道湖畔の「ふじな亭」へ。
ここでは毎度のことながら定番の「鯛めし」を。
駐車場に車を入れて、宍道湖を眺めると、
まさに日が沈みその余韻を西の空に広げている瞬間だった。
あっという間にその色は、夕闇の中に溶け込んでいったが、
最後の最後で両親とともに、この自然のキャンバスを染める色を見ることができた。
母の世話をするつもりで帰国したはずなのに、
1ヶ月の間、すっかり父や母の世話になってしまった。
相変わらず「親孝行」という言葉からは程遠いところにいるなあ…
でも、実家で両親と過ごした1ヶ月は、本当に幸せなひとときだった。
ありがとう、父さん、母さん。

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"At Seventeen" Janis Ian


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by lanova | 2006-09-20 22:17 | Trip | Trackback | Comments(22)

Mihonoseki in Matsue 2

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日本にいる長男一家が義理の娘の両親とともに、暮らしている家は日本海の真正面。
帰国中に彼らに家に遊びに行った際に、孫のミュウをベビーカーに乗せて散歩をした。
磯の香りがぷ~んとしてくる海岸端を歩くと、
海風と岩に当たって砕ける波の音とが、
夏の強い夕方の日差しの中にいるにも関らず気持ちよかった。


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義理の娘も、彼女の両親もこの海辺の町で生まれ育っている。
彼女のお母さんは、来客があると家の前の海に潜って
サザエやニナ貝などを採ってきて、
その場で新鮮な海の幸の料理をしてくれるのである。
これほど贅沢なことはない。
それでも若い夫婦には、コンビにもなければ、
近くに同年代の子どももいないここよりも、
にぎやかな街中の暮らしの方が魅力的なようだ。
わからないでもないけれど、ミュウやアーサにとっては、
この海からの贈り物はかけがえのないもののようにも思えるのだが…

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そろそろ西に傾きかけた太陽の光が、水面に光を撒き散らす中、
次に会うときのミュウやアーサに思いを馳せた夏の終わりの一日…

"Summer Soft" Stevie Wonder


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by lanova | 2006-09-19 22:25 | Trip | Trackback | Comments(20)

Having a feast in Matsue

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帰国中は、例年になく暑い日が続いたものの、私の食欲は落ちるどころか、
目の前に並んだ豪華な日本食を余すところなく、
食べつくさんとばかりに全神経を「食す」ことに集中し、
決してアメリカ大陸では味わうことのできない松江の味覚を
思う存分味わったのである。
仕事仲間や学生時代の仲間、バスケの関係の方々や息子たちの保護者つながり、
幼馴染や親戚まで、「ようこそ、お帰り!」と毎日のように宴を開いてくれた。
どの席もあふれんばかりの日本海の味覚が並び、
まさにむさぼるように次から次へと箸を運んだのだが、
あるとき、ふとLAで男所帯をやりくりしている夫と息子の姿が思い浮かんだのである。
「ああ、申し訳ないなあ、私ばかりこんなご馳走にあやかって…」と
一瞬、実にしおらしい気持ちになったが、
ここは気持ちの持ちようだ!
「この際、夫と息子の分まで代わりにしっかり味わっておこう」と
改めて気合いを入れ直したのであった。


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こうして毎晩のように贅を尽くした和食三昧だったのだが、
極めつけはこの「地物のスッポン鍋」!
高校・大学時代と長い付き合いをしているグループ(私以外は全員男性)があり、
その中の一人が料亭「魚一」の旦那(という言い方は正しいのだろうか?)をしていて、
彼のセッティングにより、いつものメンバーが集合したのである。
「今日は地物のスッポンが手に入ったんでねえ!」と出してくれたのがこの鍋。
養殖だろうが地物だろうが、スッポンなるものを食したのは生まれて初めてのこと。
これが実においしかった!
夏の疲れも何のその、どんどん元気が出てくる。
その勢いで「次はキャバレーでパッと行こう!」と繰り出す。
息子よりもずっと年下のお姉ちゃんと
「ねえ、ねえ、お母さんの年幾つ?」なんて会話をしながら、
ちっとも色気のないキャバレー2次会であった。


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そしてもちろん、忘れずに食べたのが喫茶MGのかき氷、宇治ミルク金時。
ここのかき氷は昔ながら氷屋さんから届けられた氷をかき氷器にはさみ、
店主のあっちゃんが器を手でくるくる回しながら作ってくれるかく氷なので、
口に入れるとサーッと溶けて実にきめが細かい。
このかき氷を食べて、
やっと松江の夏をちゃんと過ごしているなという気になったのである。


"Summertime" Janis Joplin

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by lanova | 2006-09-14 23:30 | Trip | Trackback | Comments(28)