Casa de NOVA in Minnesota

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Jul. 27/Back to Japan

明日28日、昨年の6月の帰国からほぼ1年ぶり、3度目の帰国をすることになった。
しかし、真夏の日本は5年ぶり。
南カリフォルニアの乾燥したさわやかな気候にすっかり慣れた身体に
蒸し暑い日本の夏は堪えるだろうなと思っていたところ、
さわやかなはずのカリフォルニアが、
この2週間というもの50数年ぶりの猛暑に襲われ、しかもかなり湿度が高く、
ぐったりする日々が続いていた。
気温は華氏100度、摂氏にすると40度近い気温である。
きっとこれは日本の夏を過ごすための予行練習だったのかもしれない。
天気予報によると明日からはぐっと涼しくなるという。
さて、今回の帰国、実は母が5月31日に膝の手術をし、
当初はリハビリも合わせて2ヶ月の入院が必要だということだった。
そのため、母が自宅に戻った頃に合わせて帰国をしようと、
7月末の予定を組んだのだが、
母は10年来プールに通っており、それが功を奏したのか、
医者も驚くほどの回復振りを見せ、予定よりも1ヶ月も早く6月末に退院した。
なので今頃ノコノコ帰国しても、大して役には立ちそうにはないが、
それでもまだ不自由な思いもしているようなので、
予定通りの帰国をすることにした。
また、8月7日には長男のところに2人目の女の子が誕生する予定でもあり、
孫の誕生の瞬間にも立ち会うことができそうだ。
セミのやかましい鳴き声も、夜空を彩る花火も、キーンと冷たいかき氷も、
懐かしい友との語らいのひとときも、日ごろは一緒に過ごせない家族との時間も、
大切な夏の一ページとして記されていくことだろう。
今回は夫と息子は、LAで男同士の生活を1ヶ月することになるが、
それはそれで、いい時間になるだろうと思う。
次回のエントリーは日本から…
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by lanova | 2006-07-27 23:59 | Logbook | Trackback | Comments(44)

Memphis Again 2

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家のことでバタバタと奔走しなければいけなかったのは昼間のことで、
夜はやはり連日お楽しみタイムだった。
3日目の夜は、Dayne&RobinがMemphisのBBQでは
「ここが一番!」というレストランに連れて行ってくれた。
その名もRendevous(ランデブー)。
ここは1948年創業で、ドライバーベキューリブで有名。
南部独特のシーゾニングでスパイシーに燻されたバーベキューリブは
まさに絶品であった。
ストーンズのメンバーだって、あのアル・グリーンだって、
ここのリブを食べるためにやって来ている。
そして、先だってはあの日本国の首相である小泉純一郎氏も
ジョージ・ブッシュとともにやって来たのである。
このRendevousは夕方からの営業だが、
創業以来開店時間の変更は一度も行ったことがないそうである。
だが、このときは「世界で最も重要な二人」がやってくるというので、
初めて昼間に店を開けたのだそうだ。
しかし、特別メニューは一切なく、
このドライリブを「世界で最も重要な二人」は食べたのだそうだ。
いやあ、確かにおいしかった。
南部料理はどうやら私にはすっとなじんでいけるような気がした。


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この日はたまたまFriday Nightだったので、
Memphisの目抜き通りBeale Streetは大勢の人出賑わっていた。
この通りにあるレストランはほとんどライブハウスを併設していて、
金曜の夜はそれぞれのハウスでライブが行われている。
ブルーズあり、ソウルあり、ロックあり、ヒップホップあり…
しかし、やはり多かったのはブルーズとソウルだった。
中でもコモドアーズのナンバーが聞こえてきた店の前に長蛇の列ができていた。
思わず列の後尾に並ぼうとしたのだが、
翌日は早朝にLAに向けてたたなければならなかったので、
後ろ髪を引かれる思いでBeale Streetを後にした。
しかし、これで移住後のFriday Nightは充実しそうだと、
ここでもやはりニンマリしてしまったのである。


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翌日はLAに戻る日。
やはり行ったときと同じようにキャンセル待ちで、しかも土曜日だったため、
当然のように予定していた便には乗れず、
空港内のスポーツカフェBluenotesで時間をつぶし、
乗り換え空港のダラスへ行くも、ここでもやはり予定の便には乗れず、
結局朝7時にメンフィス空港に行き、ロサンゼルス空港に到着したのは、
午後9時を回っていた。
これって日本へのフライト時間と同じである。
でも、まあその日に帰れたからよしとしよう。


"Sha-La-La (Make Me Happy)" Al Green

1ヵ月半後…
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by lanova | 2006-07-26 23:30 | House | Trackback | Comments(20)

Tunica in Mississippi

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今回のミシシッピでは、予期せぬお楽しみタイムも待っていた。
以前から、そう遠くはない所にカジノがあるとは聞いていた。
引っ越して来たらいつか行けるだろうと思っていたのだが、
2日目の午後、Dayneと妻のRobinが「カジノは好き?」と聞くので、
「そりゃあもちろん!嫌いなわけがない!」と、夫が返事をする前に私が即答。
そこでその日の夜はカジノに出かけることになった。
ここはミシシッピ川沿いにあるTunicaというカジノ。
ColdwaterからもMemphisからも、わずか30分である。
このTunicaは1994年に誕生したという新しいカジノタウン。
ところが、これがたいしたもので、わずか10年ほどで、
ラスベガス、アトランティックに次いで
アメリカ第3位の売り上げを誇るまでになったという。
ミシシピ川沿い、一説では川の上だとも言われているが、
9軒ばかりのカジノホテルが建ち並ぶだけで、
ラスベガスのようなテーマパークらしきものは見当たらない。
それでもあのカジノ独特の音と光と匂いは満ち満ちており、
次第に光の中心に近づくにつれて、気分が高揚していく。
ミシシッピ川の向こうに沈む夕日を追いかけるようにして、Tunicaに向かい、
Dayne&Robinのお薦めのHorseshoeへ。
もっともカジノで大金を稼ぐほどの裁量はないので、せいぜい小金で楽しむ程度だが、
それでも充分に楽しめるし、
マシンは1度や2度はちゃんと人を気持ち良くさせてくれる。
また、ディーラーもラスベガスとは違ってとても人懐っこく、
思わず世間話までしてしまうほどだった。
どこのカジノホテルにも食べ放題のバフェと
エンターテイメントが楽しめるホールがあり、
思わずスケジュールをチェックしてしまうほど、
「あんな人も、こんなグループも」というアーティストが目白押しだった。
今月のラインアップにはCool & The Gangも…
Tunicaの帰り道、夫に「引っ越したら毎週末はTunicaだね!」と誘い水をかけるも、
にべもなく「No!」と言われ、少々がっかりはしたものの、
30分で非日常の世界に誘われるという環境に、
いささか心躍るものを感じたのであった。

"Jungle Boogie" Cool & The Gang


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by lanova | 2006-07-25 21:29 | Trip | Trackback(1) | Comments(28)

Memphis Again 1

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このときのミシシッピ行きは、家の手続きや建設に当たっての段取りを取ることが、
目的ではあったが、もちろんお楽しみタイムも忘れてはいなかった。
何と言っても南部は食べ物がおいしい。
LAのようにメキシカンあり、チャイニーズあり、ジャパニーズありの
何でもありのボーダレスな食環境ではなく、
生粋のアメリカの田舎料理とでも言えるのが、南部の料理である。
その南部料理の代表の一つがCatfish、ナマズである。
2日目のランチは、メンフィスにあるその名もズバリのCatfish Cabinへ。
そしてこれも定番といえるコンビネーションフィッシュフライや
スタッフドクラブ(カニの詰め物揚げ)などをオーダーするが、
何をオーダーしようと必ず一緒についてくるのが、
Hushpuppy(ハッシュパピー)というコーンミールの揚げボール。
これにケチャップをつけて食べるのだが、一口サイズでなかなかおいしい。
これは前回のミシシピ行脚でもしっかり食べた。
各レストランで微妙に味や揚げ方が異なっているが、
とにかくどこでも必ずサーブされる。
メキシカンレストランでの
トルティーヤチップスとサルサみたいなものなのかもしれない。
そして一人分のボリュームがこのプレートである。
どう考えても食べきれる量ではなく、当然持ち帰りとなった。
ナマズの味…なかなかあっさりした白身魚で、私はおいしいと思ったのだが、
これは人それぞれかもしれない。

"Rollin' Stone" Muddy Waters


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by lanova | 2006-07-24 22:17 | Trip | Trackback | Comments(30)

Mississippi Again 5

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現在、進行中の家造りが行われているのは、ミシシッピ州Coldwater市。
テネシー州のメンフィスから車で30分ばかり南に走ったところである。
メンフィスからはフリーウェイ1本で、
しかもそのフリーウェイの出口からはわずか3分という立地の良さで、
メンフィスのベッドタウンとして急成長しているところである。
確かに行くたびに敷地が造成され、新しい家が建っているところからも
住宅地としての発展はめざましいものがある。
しかし、Coldwater市そのものは、本当に本当に小さな田舎町なのである。
上の2枚の写真がダウンタウンである。
いや、本当にこれだけ。
That's it!


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このColdwaterの北隣がHernando市であり、ここはかなり大きな街で、
オールドタウンもあれば、いくつかの大型スーパーもある。
日常の買い物はここですることになるだろう。
ここにはDayneのお姉さん一家が住んでいる。
彼女も3エーカーの敷地に、これまた大きな家にパートナーと娘とともに住んでいる。
何とベッドルームは8室、キッチンも3つあるんだという。
ここは80数年前に建てられて家だそうで、敷地にそびえる何本もの樹木は、
その家と同じ樹齢か、もしくはそれよりも古いものばかりである。
こういう大きな木のある家に住みたいというのが夢だった。
もちろん苗木から育てたのでは、
私の寿命があるうちに枝にブランコをぶら下げるなどということができようはずもない。
何本もなくていいから、1本だけでいいから大樹を植えたい…
まだまだ、この時点でも現実を知らない私なのであった。

"Feel So Good" Chuck Mangione


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by lanova | 2006-07-22 01:17 | Trip | Trackback | Comments(28)

Mississippi Again 4

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今回のミシシッピ行脚では、
家の屋根や壁などの建材の素材や色を決めることも大事な目的の一つだった。
夫は最初から、「100年持つ家」をスローガンに、
屋根はスチールルーフと決めていた。
いや、どう頑張ってもその家で100年は暮らせないし、
50年だって暮らせないとは思うのだが…
そこで周辺の家でスチールルーフにしている家を見て回った。
周囲の環境や壁の色を考慮して、我が家の屋根はブラウンに決定。
実際には公共建築などにスチールルーフはよく用いられているが、
一般住宅ではまだ少ないということだった。


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そして壁材。
実は壁を決めてから屋根を決めたので、
基本的には家のカラーはこの壁の印象が大きい。
ブリック(ブロック)にするかストーン(石)にするか、迷うところだったが、
家の正面は石造りにすることにした。
そして側面と裏側はブリックだが、正面のストーンと同系色に決定。
実際、我が家で使用するストーンを使った家を見に行く。
白っぽいのがストーンで、なかなか感じが良かった。


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家の中に設置するもので、建築時に入れるものもあれば、
別に購入して入れるものもある。
これはキッチンのレンジ(Duel Fuel)とレンジフード。
何と、夫はこれをネットで見つけたのだ。
通常価格よりもグッと安く、しかも新品、しかも主に業務用として使われるとか。
通常のガスコンロが5口とガスオーブン、そして電気オーブンがついている。
B&B(民宿)でもできそうな勢いだ。


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近所を回っているときに目に止まったのが、この庭のパティオ。
池のほとりに建てられたウッドデッキでティータイムを過ごす。
う~ん、なんてゴージャスなんだろう。
これは「ほしい!」
「うん、作ろう!いずれ…」そっか、やはり「いずれ」だな、とは思いながらも、
あれこれと夢は際限なく広がるのであった。
しかし、この時点ではまだ現実を把握しきれていない私であった。

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by lanova | 2006-07-21 21:55 | House | Trackback | Comments(20)

Mississippi Again 3

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今回のミシシッピでは、現場の様子だけではなく、
諸々の手続きしなければならなかった。
その一番重要なものが、家を建てるにあたってのローン会社への申請だった。
そのため必要な書類を全部そろえて持って行ったのである。
ところが私たちが行くということを連絡していたにも関わらず、
担当者はメモリアルホリデーで2週間の旅行に出かけてしまったという。
ここのところが、思いっきりアメリカである。
日本ではとても考えられないのだが、ここではこういうことは、決して珍しくないのだ。
アメリカで暮らし始めて、当分はこの手のことにかなりのストレスを覚えた。
しかし、さすがに5年目にもなると、「あらあ、そうなんだ…」と、
諦めにも似た鷹揚な気持ちになってしまう。
文句を言ったところで担当者が旅行からトンボ帰りしてくれるわけではないし、
気持ちを切り替えるしかないのである。
それ以外にも3泊4日の間に、やらなければいけないことはいろいろあるわけで、
その一つが現場に電気を引くことだった。
建築に必要な電気を引くために、まずは電柱から立てるのである。
これは建築用の電柱で、工事が終われば撤去するのだという。


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そしてもう一つの現場での大きな作業が井戸掘り!
この辺りは、ほとんどの家庭が自家製井戸で水源を確保している。
どうも地下水は潤沢にあるらしい。
掘る深さは場所によって違うようだが、我が家は150フィート(45.72m)。
炎天下で湿度もかなり高い中、掘削機がどんどん地中に埋まっていく。
そして水源にヒットした後は、勢いよく水が噴き出していった。
この時点ではまだ泥も混じっていたが、暑さに辛抱が足りなくなった私が帰った後、
どんどんきれいに澄んだ水になったようだ。
現在住むLAでは、水道の水を直接飲むことはできないが、ここの水はおいしい。
おまけに何と言っても水源が自分のところにあるわけだから、
水道代を支払う必要がないというのが、何とも嬉しい。


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広い敷地を管理するのに、とても手作業では追いつかないので、
隣のDayneと共同でJohn Deereのトラクターを購入した。
これに乗って作業をするのも密かな楽しみの一つなのである。
使いこなせるかどうかは別問題だが…
ミシシッピに行くたびにお世話になっているのがこのDayneであるが、
彼はお隣でもあり、夫の同僚でもあり、
そしてこの家のContractor(請け負い業者)なのである。
若いがなかなか頼もしいDayne、実に良く働き、子煩悩のパパでもある。
実はこのDayneという名前は彼のお父さん、彼、
そしてこのBabyと3人が同じなのである。
「Dayne」と呼ぶと3人が同時に反応する。
なのでそれぞれミドルネームを呼ぶんだそうだ。
それならミドルネームを同じにして、
ファーストネームをそれぞれに名付ければいいようなものだが、
それぞれの家庭のしきたりがあるのかもしれない。
ちなみに夫のところは、長男、孫息子とミドルネームが同じで、
ファーストネームがそれぞれ異なっている。

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by lanova | 2006-07-19 22:04 | House | Trackback | Comments(26)

Mississippi Again 2

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今回は地下室になる部分がきれいに掘削してあった。
広さは1,564スクェアフィートだという。
しかし、この耳慣れない単位はどうもピンとこない。
最近は単位換算プログラムなどがPC上で簡単に操作できるので、
早速計算してみる。
およそ143平方メートル(44坪)になるようだ。
ここは、ハリケーンやトルネードに襲われたときの非常時のシェルターとして、
そして日常的には食料品やストック品などの保存室として
当面は利用する予定である。
いずれはエクソサイズルームに、いやオーディオルームに、いや醸造室に…
と片っ端から案だけは言いたい放題ではあるが、
いつになるかわからない「いずれ」なのである。


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掘り終わったばかりの池は、とてつもなく大きな大きな水溜りのようであった。
こちらの広さは1エーカー弱だというから、
約4,000平方メートル(1,200坪)の大きさになる。
ドッカーンと大地の真ん中に大きな穴が開いたような池だが、
いずれは池の周囲に植栽をして、それが成長すれば随分印象も変わるだろう。
ここで活躍が期待されているのが、このボートである。
もっともエンジンを唸らせて水面を走り回るということにはならないだろうけど、
のんびり釣り糸を垂れるくらいは、このボートの中からできそうである。


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数ヵ月後には池の周囲に芝が広がり始めるだろうとのこと。
お隣のLarryのこの池のようになるには、まだまだ時間がかかりそうだが、
大きな楽しみの一つである。

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by lanova | 2006-07-18 21:43 | House | Trackback | Comments(28)

Mississippi Again 1

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いやはや何とも2ヶ月も前のことになる。
ミシシッピの家の建築に当たっての諸々の手続きに夫と出かけたのは、
5月のメモリアルウィークエンドのことだった。
夫の仕事の関係で、飛行機の移動に関しては
かなりのディスカウントチケットが手に入る。
しかし、かなりのディスカウントにはリスクもつきもので、
これがスタンバイ・チケット、つまりキャンセル待ちのチケットなのである。
普段は便数の多い路線なら、こちらの予定している便には、ほとんど乗れるのだが、
このときは多くの人がバケーションで移動する週末だった。
それでも朝1番の便ならというので、一抹の不安を抱えながらもロサンゼルス空港へ。
まだ夜も明けない3時30分に空港に到着。
東の空には上り始めた月が輝いていた。
フライト時間の2時間前にチェックイン。
幸い、2席のキャンセルがあり、ボーディングパスを渡して、いざ搭乗。
そこに係員の一言。
「そこのお二人さん待った!」
何とキャンセルだと思っていた2人の乗客が、
登場時間を過ぎてから息を切らして駆け込み搭乗。
何しろこちらは超ディスカウントとあっては、すごすご引き下がるしかない。


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それでも何とか次の便には乗ることができ、
無事にダラス・フォートワース空港に到着。
そこからは運良くつなぎの便に乗り、メンフィス空港に降り立つことができた。
いつ見ても機上から見下ろすミシシッピ川は雄大である。
川をはさんで右側がメンフィス空港のあるテネシー州、
そして左側がアーカンソー州である。
ついこの前小泉首相がブッシュ大統領とともにパフォーマンスを見せてくれたのが、
このテネシー州と隣接するミシシッピ州なのである。


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メンフィス空港に到着後は、そのままレンタカーを借りて、
一路ミシシッピのわが土地へ…
前回訪れたのが、昨年の9月のことだったので、8ヶ月ぶりである。
まだ建物が建っているわけではないので、大きな変化はないとは思うものの、
周りの植物の様子などがどう変わっているか楽しみであった。
敷地には大きな池が完成していた。
まだ水が完全に張られてはいなかったが、
それまでの「家庭の池」の概念を完全に覆されるほどの大きさである。
そして家が建つあたりも何やら変化が…
敷地の北側は森になっていて、
東側も隣の敷地との境には樹木がそのまま植えられている。
このときはメイプルの青々とした若葉が茂り、とてもきれいだった。
かなり数多くの樹種があったが、
如何せん植物名には疎いので、木の名前もわからない。
まあ、これは実際に住み始めてから、図鑑と首っ引きで調べていこうと思う。
ネームプレートを作るのも楽しいのかもしれない…
そんなことを頭の中に思い浮かべてはにんまり。
でも、この樹木の手入れはだれがやるんだろうか…

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by lanova | 2006-07-17 21:20 | House | Trackback | Comments(34)

魔が解き放たれる夜に

c0062603_2248212.jpgどうもミステリーというのは、一過性のエンターテイメント的要素が強いようで、一度読んだらそれまでという読者は少なくないようだ。
「ご自由にお持ち帰りください」ボックスの中にも、ミステリーの類はごっそりと入っていたし、これまで友人や知人から「もう読み終えたから」と回ってくる本の中にもミステリーが占める割合は多かった。
かくいう私も人に回す本は圧倒的にミステリーが多い。
それに比べて文学作品やノンフィクションは、手元に置いておきたいと思う。
何かの時にもう一度、ページを繰ったり、気になる表現を読み直したり…
そういうわけでこれもSLOな日々のavocadoさんから回ってきた作品。
彼女もこれは友人から回ってきたんだそうだ。
基本的にミステリーは積極的に購入して読むほうではないので、いたってミステリー作家には疎いが、このクラークはアメリカでは人気のミステリー作家だという。
そういえば図書館にも何冊かあったように記憶している。
ベストセラー作家といわれるだけあって、本格的なミステリー展開は一気読みの醍醐味を与えてくれる。
非常に視覚的で、映像化がされていると容易に想像できる。
実際に映画化されているかどうかは定かではないが…
アメリカのティーンの生活ぶりが根底にあり、そこから事件が起こるのだが、実際に高校生の日常を目にしていると、こういうことが起こっても不思議はないような気がしてくる。
高校生が普通に車を乗り回し、パーティに出かけ、デートをする。
もちろん、その多くは実に健全だが、一歩間違えばいくらでも悪魔の手が伸びてくる。
そしてその手を差し伸べているのは、ほかでもない幼いときからの家庭環境だったりする。
そういう意味ではある種の社会派ミステリーとも言えるような気がした。

魔が解き放たれる夜に/メアリ・H・クラーク(新潮文庫)

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by lanova | 2006-07-11 00:07 | Book | Trackback | Comments(20)