Casa de NOVA in Minnesota

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Feb. 28

2002年3月に渡米するまで、
ベンチにいる時間がほとんどではあったが、
細々と、実に細々とバスケットボールを続けていた。
また、それまで約10年間、ミニバスのコーチをしていたこともあり、
子どもたちと一緒に動かなければならなかったので、
次第に意志通りに動かなくなる身体を何とかするために
週に数度のジム通いは必須だった。
ところが渡米以来、コーチはもちろん、バスケットもまったくしなくなり、
ジムにも通わなくなってしまった。
それから早4年。
見る見る筋力も体力も衰えていった。
今さらスポーツ選手になる気はさらさらないし、
願ったところで不可能なことではあるが、
それまで何とか維持してきた身体能力を
このまま衰退の一途につかせてしまうのは忍びなかった。
再三、夫にジム通いを誘ってみたのだが、
「このあたりを走りなさい」というつれない返事しか返ってこなかった。
ところが、昨年あたりから体調を崩していた夫が、
医者の「何はともあれダイエット」という言葉で踏ん切りがついたようで、
「ジムに通おう!」と言い出した。
待ってました!とばかりに我が家のジム通いが先週から始まったのである。
夫はもちろん減量目的、息子は筋力増加、体重増加が目的。
そして私は身体能力の維持と、たるみ始めたボディのシェイプアップ。
我が家から見えるところにBalleyというジムとYMCAがあるが、
両方とも見学に行き、清潔でスタッフもフレンドリーなYMCAに決定。
入会金$75と月会費が家族全員で$50。
いつでも好きなときに行ける。
私のプログラムは、週3回のマシントレーニングと、週1回のヨガクラス。
元々汗をなかなかかかないタイプの私は、
以前からウォーミングアップも人の2倍の時間が必要だった。
このジムでも1時間のマシントレーニングをしても
うっすら汗をかき始める程度で終わり、
1時間のヨガではちっとも汗をかかない。
久しぶりのマシントレーニングではあったが、筋肉痛も起こらないので、
どうやら負荷を少し強くした方が良さそうな気もするが、
確実に年齢を重ねてきているとともに、
身体の反応も鈍くなってきているわけで、
無謀な挑戦は控えた方が良さそうだ。
実はこのジムで意外な出会いもあったりして、
また新しい世界が少し広がりつつある。
何はともあれ、身体が健康だと心も健康になれると、
夫も息子も、そしてこの私も感じていることが一番だろう。
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by lanova | 2006-02-28 21:16 | Logbook | Trackback | Comments(36)

Feb. 27

このブログ内では、さまざまなバトンが行ったり来たりしている。
今までいくつかバトンを渡され、しかとバトンパスを受けたのもあれば、
ポロリと落としてしまったり、
バトンを受け取る準備ができていなかったりしたときもあった。
そして今回は「なでしこガーデン」のbadeshikoさんから
「夢バトン」というのが、回ってきた。

1.小さい頃何になりたかった? 
「髪結いさん」「ロバのパン屋さん」「タイガースのジュリーのお嫁さん」と、
毎日、なりたいものが違っていたが、割と比較的長く維持していたのが、
「学校の先生」。
代用教員でみえた松浦先生のようになりたいと思っていた。
その先生も昨年、ご逝去。

2.その夢は叶ったか? 
それが「夢」なのか、どうかはわからないけど…
大学時代、教育実習をした母校で実習が終わってしばらくしてから、
そこの生徒が成績を苦にして自らの命を絶ったと聞き、
「私にはとても勤まる仕事ではない」とあっさり断念。

3.現在の夢は?
う~ん、何だろうか。
「夢」って何だろうかって考えることしばしば。
1年の半分はアメリカで、残りの半分を日本で、
それぞれに住む家族とともに過ごすこと…かな。

4.宝くじで3億円当たったら?
まずは「3億円」ってどんなボリュウムだろうかと、
とりあえずは積み上げてみるかなあ。
そして、ニンマリ…
あ、ファーストクラスで日本との往復もしたいな。
ものすごく庶民的で、見当が付かない金額。
でも、カリフォルニアの現在の宝くじは、9ミリオン。
そしてメガミリオンという宝くじは、なんと256ミリオン。
これって日本円だと約298億円という途方もない金額!

5.あなたにとって夢のような世界とは?
基本的に「夢は叶うものではなく、叶えるもの」と思っているので、
まずは夢を描き、その中に自分が存在していることをイメージする。
なので、割と現実的な気がするのだけど…
ちっともロマンチックじゃないなあ…

6.昨晩見た夢は?
空を見上げてたら大きな飛行機が3機接近してきて、
そのうちの2機が接触し、2ブロック先に墜落するという実に恐ろしい夢だった。

このバトンの締めくくりは、
Martin Luther King Jr.のこの言葉で。
"I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin, but by the content of their character."
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by lanova | 2006-02-27 19:46 | Logbook | Trackback | Comments(10)

Feb. 24

昨日は就職試験の2次、筆記試験の日だった。
実は、この試験2度目である。
前回、教育委員会のLibrary Media Assistantの試験を受けたのは、
昨年の9月のことであった。
その後、筆記試験は何とか合格し、面接試験を受けたところまでは、このブログでもエントリーしていた。
どう考えても、あのときの面接試験に合格したとは思えないのだが、
教育委員会からは受かったとも落ちたとも、何の連絡もなかった。
そして年が明けてから、
最初の登録(求職申請)から1年経ったので期限が切れるというメールが入り、
「まだリストに名前が残っているかもしれないから」という気持ちもあり、
登録更新をした。
ところがこれが大勘違いで、
たとえ面接試験に合格してリストに名前があったとしても、
1年ですべては白紙になるというのである。
よってまたゼロからの仕切りなおしというわけだ。
しかし、登録時に提出した書類はそのまま生きているので、
1次の書類審査はそのままパス。
そして昨日の2次の筆記試験となったわけである。
前回が9月のことだったから、
試験問題はもしかしたら同じかもしれないと高をくくっていた。
高をくくって、まったく試験勉強なるものをしなかったのだ。
そして試験会場で開いた試験問題の冊子。
なんと!前回とまったく同じではないか!
そして、なんと!前回はしっかり勉強して覚えていた解答を、
今回は何も覚えていなかったのだ。
高をくくっていたのは、私の記憶力だったのである。
日に日に記憶力が落ちていることは重々承知していた。
何度も問題を読み返すうちに、
問題文がすべて同じだというところにはたどり着いた。
ところが、解答まではたどり着かないのである。
かすかな記憶だけを頼りに何とか、全問答えることはできたが、
今回も1時間15分、たっぷり使った。
1週間後、どんな結果が届くやら…
でも、今の就業状況でも構わないんだけどな、と逃げを打っているのである。
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by lanova | 2006-02-24 22:34 | Logbook | Trackback | Comments(38)

審問(下)

c0062603_13341050.jpgいよいよ追い詰められたスカーペッタの狼狽した様子が、手に取るように緊迫した筆致で描写される。
時として読み手の予想を裏切るストーリー展開に、「おっと今度はそう来るか」と、意をつかれる思いが、これまた楽しい。
しかし、この「狼男」がキーになる、ここ数作は、これまでのコーンウェル作品と少しばかり趣を異にしているように思うのは、私だけだろうか。
コーンウェル作品というと、さまざまな分野で最先端のテクノロジーを駆使し、仔細な描写で読ませるという印象だったが、この一連は、キングやクーンツとも似ていなくもないような気がする。
また、ふと「ペリカン文書」なんていう映画も思い浮かんだりした。
いずれにしても、「この先どうなんるの?」とはやる気持ちを起こさせることは間違いない。

審問(下)/パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
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by lanova | 2006-02-22 20:56 | Book | Trackback | Comments(6)

審問(上)

c0062603_1481779.jpgここのところのエントリーに登場する作品は、コンピュータが使えなかった昨年12月から1月にかけて読んだものである。
読書に集中できる状況だったので、コーンウェル作品をサクサクと読み進めた。
これは前回エントリーの「警告」の続き物と言ってもいい展開。
あの非の打ち所がない(ように思われている)スカーペッタが、どんどん下り坂を転げ落ちていくような印象を受ける作品。
そう思わせるところが、この作者のうまいところだろうとは思う。
思うけど、読者側では「こういうスカーペッタは見たくないわ」という気持ちが芽生えてくるのも事実。
だからこそ、次なる展開に心がはやるのかもしれない。
読者を引き込む術にかけてはさすがと唸らせる。
しかし、それも日本語で読む読者にとっては、翻訳者の相原真理子氏の手腕がものを言っているからなのだろう。
勤務先でこの本を読みながらランチをしていたら、図書館長のMrs. Haywardが日本語訳が出ていることに驚いていた。
う~ん、アメリカでは日本の本の英訳ものは本当に数少ないが、その逆は結構あるんだということ、意外とアメリカでは知られていないのかもしれない。

審問(上)/パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
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by lanova | 2006-02-21 21:21 | Book | Trackback | Comments(8)

Feb. 19

372件、14,509人。
2005年2月19日に、このブログをスタートさせてからこの1年の間に
エントリーした記事数と訪問者数である。
ほかに比較するものがないので、
この数字が多いのか少ないのかはわからないが、
少なくとも1年間の足跡であることを示しているのは確かだ。
最初はブログ仲間のYoshiのブログ内に
"Casa de NOVA"のコーナーを設けてもらい、
そこに写真とちょっとした文章を載せてもらっていた。
しかし、あまり長く居候するのも迷惑だろうという思いと、
Yoshiから「自分のブログを立ち上げてごらん」と勧められたこともあり、
スタートしたのが昨年の今日のことだった。
それからというもの、ブログを通じて世界は大きく広がった。
同郷の人との出会いもあり、同年代の人との出会いあり、
そしてアメリカ在住の日本人の人たちとの出会いもあった。
中でもブログを通じて、
実際に出会うことができたのはブログの大きな副産物だった。
Hey!! My buddy!! What's up?のYoshi、
Washy's Flying ShackのDoc&Washyさん、
七二八〇一日記のdeさん、Luca'sのキャサリンちゃん、
kaykaycraftのKayちゃん、裏庭の木陰からのavocadoさん、
マイ カリフォルニア ライフ
のConnieちゃん。
こうしてみると、本当にたくさんの人との出会いがあった。
出会うたびに思うのは、
それまでブログでコメントをやり取りしているからなのか、
「はじめまして!」という感覚がほとんどなかったこと。
そしてそれからは同じブログ内でのやりとりも、
にわかに立体的になってくるから不思議だ。
2年目に入った今、
ブログを通じて知り合った人たちとの
初めてだけど「はじめまして」ではない、
「生」の出会いの予定が既にいくつかある。
さて、帰国したときには日本にいる方たちと
「生」の出会いができるだろうか。
それを楽しみにしていたい。
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by lanova | 2006-02-19 22:32 | Logbook | Trackback | Comments(50)

警告

c0062603_15402966.jpgパトリシア・コーンウェルの検屍官シリーズ第10作。
それぞれが独立した作品としても充分に楽しめるが、やはりこのシリーズの醍醐味は長編小説として、読み進めていくことにある。
前回までの流れを汲み、次々に新しい展開を生み出していくコーンウェルの手腕には、いつもながら唸らされる。
今回は、リッチモンドの港で腐乱死体が見つかったことから、とんでもない方向にストーリーは進んでいくのだが、今までよりはちょっと際物っぽい感じがしないでもなかった。
サラ・ウォーターズの「半身」を思わせる描写もあったりして、これまでのきわめて現実的な世界に空想の世界が取り入れられた作品になっているように思えた。

警告/パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
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by lanova | 2006-02-18 23:34 | Book | Trackback | Comments(6)

アメリカ

c0062603_14121962.jpgこれは1990年に発行され、今は文庫本にもなっているが、発行当時、会社の元同僚が「おもしろかったからあげるね」とプレゼントしてくれた1冊。
そのころの私は10代の頃から抱き続けていたアメリカに対する憧れはあったものの、まだ一度もアメリカの地を踏んでいなかったし、きっと憧れのまま終わるだろうと思っていた。
だからなのか、この本を開くのに躊躇していた。
これを読んでしまうことで、アメリカに対する憧れがいっそう強まって歯止めが利かなくなったらどうしようという危惧と、読んでしまうことによって憧れが壊れてしまうのではないかという不安。
そして、ページを繰ることなくそのまま私とともに渡米した1冊だった。
アメリカ生活も丸4年が来ようとする今、ふと手にして読んでみようという気になった。
446ページの長編だが、読み始めたらまさに一気だった。
そして今読んで良かったと思う。
おそらくアメリカの地を踏まないままで読んでいたら、ここに書かれていることは理解できない部分が相当あったと思う。
また、単なる旅行者であってもやはり理解できなかっただろう。
アメリカで暮らし、アメリカの風に吹かれ始めてから、それまでの憧憬だったアメリカは絵葉書の中の静止した画像になった。
どこまでも抜けるような青空と陽気な人々の、天真爛漫な笑顔は変わらない。
でも、そこから受け止めるのは、限りない寂しさ。
藤原新也氏はそれを“寂しきオープン・マインド”"フレンドリーなる孤独”と表現する。
この本を読みながら、頭の中で流れていたのはEaglesの"Hotel California"だった。

アメリカ/藤原新也(情報センター出版局)
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by lanova | 2006-02-16 21:38 | Book | Trackback | Comments(22)

Feb. 15

随分前のことになるが、家でたこ焼きを作って食べたいということから、
たこ焼き器を買おうと思い立った。
そこでいつも出かけるPasadenaの台所用品のショップSur La tableで、
「これぞ!」という鉄板を、昨年暮れに見つけた。
本来はたこ焼きではなくAebleskiversというお菓子を焼くもの。
スカンディナビアのお菓子だということで、
Danish treats look like pancake spheres, traditionally topping with respbery jam and powdered sugar.
つまりラズベリーのジャムと粉砂糖をまぶしたデニッシュらしい。
普通のたこ焼き器よりも1個分が大きい。
しかし、重量もあり、厚みのあるしっかりとした鉄板なので、
これならたこ焼きもうまく焼けるだろうと見込んで購入。
早速、家族でたこ焼きパーティと相成った。
「僕に焼かせて!」とたこ焼き屋さんを買って出た息子。
最初はぎこちなかった手つきも、2回目、3回目になるにつれて、
なかなかなものに。
1個分が結構大きいので、3回目を焼く頃には、そろそろ満腹状態に。
中身はオーソドックスに茹でタコと天かす、
ねぎ、紅しょうでシンプルなものを作ったが、
次回はアレンジ編に挑戦してみよう。
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by lanova | 2006-02-15 21:40 | Logbook | Trackback(1) | Comments(44)

Feb. 14

昨日は夫も私も仕事が休みだったので、
1日早いバレンタインデートをすることになった。
Pasadenaの次にこのあたりで好きな街、Whittierのアップタウン行き、
イタリアンレストランでランチをした後、映画を見る。
今回の映画の選択権は私にあったので、前日にあれこれリサーチしたところ、
「これしかないでしょ!」というのを見つけた。
スポーツもので、しかもバスケットがテーマのbased on the true story。
つまり実際にあった話を映画化したものである。
これまでバスケットをテーマにした映画は、ほとんどすべて観ているが、
こうして3拍子そろっていては、見逃さない手はない。
今回の映画はGlory Road
1966年のNCAA、アメリカの大学バスケットの
チャンピオンシップの話である。
このときのチームは、ケンタッキーとウェスタン・テキサスが決勝戦。
そのウェスタン・テキサスは
スターティングメンバーが全員黒人だったのである。
これは、大学のバスケット史上初めてのことである。
当時は公民権運動が起こり始めていたときで、
まだまだ黒人の市民権は完全に手中にはない時代だった。
そういう中でコーチは全米から黒人のケイジャーをスカウトしてきて、
チームを作り上げていくのだが、当然、一筋縄ではいかない。
ストーリーとしてはよくある話だが、そこはバスケットということで、
観ているこちらは入れ込み方もほかのスポーツとはちょっと違う。
映画の最後には、
実際のメンバーも登場してきて当時のことを振り返るシーンも。
ちなみにこのときのケンタッキーには、
現在のマイアミ・ヒートの監督パット・ライリーがいた。
そして1966年ということで、
映画前編には当時のモータウンをはじめ、ソウル・ミュージックが流れ、
これまたいっそう思い入れの深い映画となった。
バレンタインに観る映画としてはロマンチックなものではなかったけれど、
夫も私も「いい映画だったね」と満足の1本だった。
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by lanova | 2006-02-14 22:59 | Logbook | Trackback | Comments(18)