Casa de NOVA in Minnesota

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カテゴリ:Logbook( 345 )

Mediterranean Restaurant "Ansari's"

以前住んでいたミシシッピは典型的な南部の町で、食事といえばこれまたフライドチキン、マッシュポテト、グレービー、またはキャットフィッシュ(なまず)、オクラ、ポテトのフライという典型的な南部料理がほとんどだった。
そういう料理はたま~に食べる分にはいいが、そうたびたびだと、その「たま~に」でも敬遠したくなる。
特に最近、脂っこいものは受け付けなくなった年齢のせいか、ますます遠のいてしまった。
ところがここは多国籍な地域で、世界各国の人たちが住んでいることもあり、レストランの種類も実に豊富。
我が家から10分圏内に、アメリカは当然ながら、フランス、イタリア、メキシコ、中国、タイ、モンゴル、日本、地中海etc.のレストランがある。

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この日、出かけたのは、その中の一つ、地中海料理のレストラン、Ansari's
タイミングがよければベリーダンスも見られるようだが、あいにくこのときはステージ時間外だった。
わらかくて美味しい焼きたてのピタを食べていると、グリークサラダが運ばれてきた。
さすがに地中海料理と銘打っているだけあって、ドレッシングも美味しかったし、何と言ってもオリーブが美味しかった。
このサラダはメインディッシュのサイドなのだが、このサラダでほぼ満腹状態。

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そうこうするうちにウエイトレスのおねえさんがテーブルに近付いてきた。
彼女の手には大きな大きな皿が乗っている。
夫の頼んだステーキだ。
と、おねえさん、いきなり皿に火をつけるではないか!
いやいや、何があったか知らないが、こんなところで自棄を起こして、火なんぞをつけたら、あなたの人生台無しよと、忠告した方がいいかなあと思いながら、彼女を見上げると…
「ご注文のステーキです!」とにこやかな笑顔。
地中海料理って、食べる直前に焼くの?
なんてことはなく、これは単なる演出に過ぎなかったみたい。
それにしてもこの草履のようなステーキ、ぺろりと平らげるアメリカ人ってのは恐ろしいと思う。

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せっかく地中海料理なんだからと、私が注文したのはTaste of Greece。
ギリシャ料理のアラカルトといいったところだろうか。
でも、これが本場のギリシャの料理かどうかはわからない。
何しろ「日本料理」にしたって、すっかりアメリカ人向けにアレンジされた日本料理だし、中国料理などもアメリカ人向けに味付けも調理方法も変えられている。
実際にギリシャでギリシャの食事をしたことがないわけで、これがギリシャの料理と言われれば、「へえ、そうなんだ」と思って食べるしかない。
それでも油こってりのアメリカ料理よりは、ずっと美味しかった。
それにしてもボリュームはやっぱりアメリカン。
夫のステーキのサイドのフライドポテトもポテトチップスを厚めに切ったようなもので、スティック上のフレンチフライとは異なっていて面白い。

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おなかがいっぱいと言いながらも、放火犯に間違えられそうになったウエイトレスのおねえさんお薦めのケーキに思わず手を出した。
しかし、これは夫と1つのケーキをシェア。
「衣食足りて礼節を知る」という。
生活にゆとりができて、はじめて人は礼儀正しさや節度ある行動をわきまえるようになるということだが、最近、改めてそれをしみじみと感じている。

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by lanova | 2011-11-27 16:23 | Logbook | Trackback | Comments(8)

Ruth's Chris Steak House

7月後半、オンラインで日本語を教えている生徒のうちの一人が1週間、我が家に滞在することになった。
世界的に有名なオーストラリアのヨガの先生のワークショップがミネアポリスであるという。
それに参加するためにフロリダからミネアポリスに来ると言う。
それなら寂しくホテルなんかで過ごさないで、我が家にどうぞ、ということになった。
我々夫婦とも同年代である上に、夫とは何かと共通点も多く、大いに盛り上がった1週間だった。

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彼の滞在中、彼のお薦めのステーキハウスに招待してくれた。
全米チェーンのステーキハウスだが、久しぶりに「ドレスコードあり」のレストランに出かけた。
そもそもミネアポリスのダウンタウンに出かけること自体、ここで暮らしてから初めてのことである。
夫も初めてダウンタウンの中を運転。
「あのぉ、反対車線、走ってますけど…」状態もあったけど、無事に目的のRuth's Chris Steak House に到着。
ワインリストの数の多さに驚くも、薄い明かりの中で文字がよく見えない。
これからはメガネ持参だなとつぶやきくも、結局はジンファンデルの白に落ち着く。
何だかワンパターンだな、これも…

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サラダはこの季節のみのスイカのサラダ。
これが実に美味しかった。
そういえばスイカって品種としては野菜。
ドレッシングとの相性が絶妙だった。
この後、ブレッドやメインディッシュのステーキが運ばれてきたものの、おしゃべりと食べることに夢中になり、カメラのシャッターは押さず終い。
久々にこの日はフィレミニヨンをオーダーしたが、食が細くなったんだろう、半分がやっとだった。
でも、デザートは別腹。
この手の上品なデザートも久しぶりだった。

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美味しく楽しい時間を過ごして、表に出てみれば、奇妙な乗り物が目に入った。
何とこれはビールを飲みながら夜の町を走り回れる15人乗りの自転車City Cycle
たとえ自転車であっても飲酒運転は道交法違反。
でもハンドルを握らなければOKなんだそうだ。
今年からミネソタ州の州法が変わり、5月から登場したという。
一番前のハンドル捜査をする人だけは飲めないが、他の14人はビールを飲みながらペダルをこぐのだと言う。
何だかとても楽しそうだ。
こういう楽しみ方ができるのも治安の良さがあるのかもしれない。
このCity Cycleが走る道路の上にはビルとビルをつなぐスカイウェイがある。
長い冬の間、雪に閉ざされるこの街ではこのスカイウェイは貴重。
ダウンタウンのビルからビルへの移動が外に出ることなくできる。
75ブロック11kmにわたってこのスカイウェイが設置されているという。
もっとも積雪の時期に、ここまで出かけることがあるかどうかは定かではないけど…

c0062603_11522771.jpgこの日、ミネアポリスでは大花火大会が行われていた。
ダウンタウンの高層ビルの向こうが明るくなっていた。
音は聞こえるものの、花火が行われている場所がわからず、後ろ髪を引かれる思いで帰路に着く。
後で聞いたところによると、わずか2ブロック先だったそうな。
来年は花火を見に出かけよう。

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by lanova | 2011-08-13 22:45 | Logbook | Trackback | Comments(18)

You can't step into the same river twice

アメリカで最長の川といえばミシシッピ川だ。
ミネソタ州北部のイタスカ湖を源流にして、このミネソタ州、ウィスコンシン州、アイオワ州、イリノイ州、ミズーリ州、ケンタッキー州、アーカンソー州、テネシー州、ミシシッピ州、ルイジアナ州と10州をとうとうと流れ、その全長は3,779kmにも及ぶ。
源流から河口のメキシコ湾まで流れが到達するのに40日かかるという。
この3月まで、その河口地域となるミシシッピデルタに暮らしていた。
源流をめざして北上したというわけだ。

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このミシシッピ川をのんびりとクルーズする船がある。
1時間半かけてミネアポリス周辺の川下りを楽しむ。
ミシシッピに住んでいたときにも同じようなクルーズがあり、2度ほど楽しんだことがある。
今回、義母と義妹がこのクルーズを楽しむことになった。
当日時間に遅れないように、場所を確かめたいということで、ミネアポリスにあるボート乗り場まで行ってみた。
ミネアポリスのこの地域に行くのは、私も初めてで覚束ないナビゲーターだったが、何とか目的地に到着することができた。
川向こうには高層ビルがそびえるミネアポリスのダウンタウンを臨むことができる。

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義母はアルツハイマーを患っている。
まだ初期の段階で、症状はそれほどひどくない。
肉体的にもとても頑健で、インディアナからミネソタまで2日間かけてのドライブも何のその。
食欲も旺盛だし、よく笑い、よく話す。
でも、同じ話を何度も何度も繰り返す。
夫を自分の兄弟に間違え、義妹を自分の母に間違えることもある。
朝から晩まで、毎日毎日同じ話を繰り返す義母に、夫も義妹もにこにこ笑いながら相槌を打って聞いている。
二人に苛立つ様子は見られず、私はただただ感心して見ていた。
果たしてこんな風な対応が私にできるのだろうか。
私の祖母は重いアルツハイマーだった。
最後には家族さえも認識できなくなった。
そんな祖母につきっきりで世話をする母の大変さを見てきた。
当時はアルツハイマーという言葉もまだ世の中に浸透していなかった。
両親が共働きだった我が家では、子どものころ祖母が身の回りの世話をしてくれた。
祖母が出かけるときは大概、ついて行ったものだ。
だから祖母がだんだん変わっていく様子を見るのは辛かったが、実の娘である母はもっともっと辛かったに違いない。
義母の様子を目にして、夫は何を思っていたのだろう。
毎日義母の家に立ち寄り、身の回りの世話をする義妹は「できる限りのことをやるだけよ」とあっけらかんと言っていたが、義母と夫のいないところで、泣きながら情けない思いを話してくれた。
年を取るということ…
やがていつかは自分の身にも起こること…
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」
今回のミネソタ旅行は、義母の中で忘れられない思い出になるのだろうか、それともどこかに置き忘れらてしまうのだろうか…
この1週間の間、義母が楽しそうに笑って過ごしてくれたことが何よりだったと思おう。

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by lanova | 2011-07-04 22:47 | Logbook | Trackback | Comments(6)

Granite City Food & Brewery

ここ数年来、夫が一番熱中しているのが自家製ビールとワイン作り。
美味しいビールを造るためなら、睡眠不足も何のその。
ネットで調べたり、ビールの自家醸造をしているレストランめぐりなどに余念がない。
この近辺には、自家醸造のビールが飲めるレストランが比較的多く、この前も家から10分のところにGranite City Food & Breweryというレストランを見つけ、早速出かけることにした。

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夫はIndia Pale AleのDuke of Wellingtonを注文。
ビールの写真はどれを撮っても同じに見えるのでスルー。
私はホワイトサングリアをオーダー。
サングリアはレストランによって、かなり甘かったり、アルコール分がやたらに強かったりして、なかなか「これはイケル!」というのにはお目にかかれないのだけど、ここのは実に美味しかった。
そして食事はDinner for Twoというメインディッシュ+アペタイザー1皿をオーダーすることにした。
このアペタイザーが写真のフラットブレッド。
ビザをライトにした感じの薄いブレッドなのだが、これを2人で食べると、かなりの満腹感を覚える。

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そしてメインディッシュは「肉が一番!」の夫はGrilled BBQ Boneless Pork Chops、バーベキューにした豚肉のステーキ、私はGrilled Chicken and Bruschetta Salad、早い話がチキンサラダだ。
テーブルにやってきた皿を見て「これが一人分?!」。
ああ、アメリカ生活10年目に入るというのに、相変わらずこの1人分のボリュームにはなじめない。
結局3分の1だけ食べて、残りはいつものようにお持ち帰り。
さすがの夫もステーキ2枚は食べられずにテイクアウトしていた。
日本だったら、きっとDinner for Fourだろうなあ。
こうしてアメリカ人は、成長期を過ぎてなお、日々成長していくのだろう。
夫いわく、自家製ビールの方は「う~ん、なかなかいいけど…」と、どうやら満点ではなかったようだ。

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by lanova | 2011-05-29 20:45 | Logbook | Trackback | Comments(6)

Doolitters

夫はこのミネアポリスに来てから、夜9時から朝7時までという完全昼夜逆転の勤務に就いている。
人が寝ている時間に仕事をし、人が起きている時間に寝ているのだから、当然一つ屋根の下に暮らしていても、なかなか顔を合わせて話をする時間がない。
夫にとっての朝ごはんは、私にとっての晩ごはんで、このときが唯一同じテーブルに着ける時だ。
だから夕食を外でとるということは滅多にない。
滅多にないからこそ、たまのチャンスははずしたくない。
久しぶりにそのチャンスが先週の金曜日に訪れた。
せっせとネットで良さそうなレストランを探す。
見つけたのは、我が家のすぐ近くにあるイタリアンレストランAndiamo。
かなり評判がいい。
早速出かけることにした。


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ところが評判の良さを裏付けるように、店内は満員。
店の入り口にはテーブルを待つ人々の長蛇の列。
最低でも45分の待ち時間だという。
すきっ腹で匂いだけ嗅ぎながら45分待つほどの忍耐力は夫にも私にもない。
そこで、夫が同僚から薦められたというレストランへ急遽変更。
ここも我が家から5分というロケーション。
しかし、どう頑張ってもこのレストランの名前は正しくは発音できそうにないDoolitters
ここも評判の良さを物語るようにテーブル待ちのお客がいたが、テーブルがあくまでバーで飲むことにした。
久しぶりのBaileysはやっぱり美味しい。
夫はオリジナルのビールに「旨い!」と舌鼓を打っている。


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ほどなくテーブルに案内され、しばらくはメニューとにらめっこを続け、長考の末、夫はリブアイステーキ。
「よっぽどステーキが好きなのね、あなた」と声には出さず、心でつぶやく。
私は地中海サラダとケイジャンパスタ。
「ああ、どっかで南部にしがみついてるのね、私」と、これまた声には出さず、心でつぶやく。
メインディッシュの前に運ばれてきたイタリアンハーブのパンが絶品。
久しぶりに「もっと食べたい!」と思うほど美味しいパンを食べた。
そんな心の内を読まれたのか、私たちのテーブル担当の笑顔がチャーミングなウエイトレスの女の子は、「もっとブレッドはいかが?」と聞いてくる。
こういうときに遠慮するような奥ゆかしさはない中年夫婦。
Please!とすかさず言う。
結局、3回お代わりブレッドを運んでくれた。


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料理の美味しさは言うことなし!
ミシシッピを含めた南部はアメリカで最も料理の美味しいところといわれている。
確かに美味しいとは思う。
思うけど、ワンパターン料理がほとんどで、その多くはフライドフードなわけで、さすがに毎度のこととなると辟易してくる。
そんな食環境が4年間続いていたこともあり、このDoolittersで出会った料理は感涙ものだった。
ドレッシングも美味しければ、野菜も新鮮。
おまけに夫はこのレストランのビール醸造担当者とあれこれ情報交換もできて大喜びだった。
お代わりブレッドとサラダでほぼ満腹状態になり、パスタは持ち帰ることに。
件のウエイトレスは食べ残ったパスタを容器に入れ、その上お代わり2回分のパンも容器に入れてくれた。
このレストランが我が家で5つ星を獲得したことは言うまでもない。


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by lanova | 2011-05-17 00:05 | Logbook | Trackback | Comments(8)

Ethiopian Dinner

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いきなり冬から春を通り越して初夏のような天気が訪れたミネアポリス。
朝から花壇作りに精を出す夫は汗ばみ、窓を開け放す時期になったとスクリーン(網戸)をはずして掃除をする私は汗ばみ、汗をかく季節になった、それだけでウキウキしてくる。
そんなウキウキ夫婦にお隣のエチオピアンファミリーからディナーのご招待があった。
このミネアポリスにはエチオピアから移住してきた人が多く、人気のエチオピアンレストランもあるそうだが、今夜は完全な家庭料理へのご招待。
胸弾まないわけがない。

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これがエチオピア料理の代表、「インジェラ」。
一見するとそば粉のクレープのようで、食感はクレープそのもの。
でもクレープのように甘いのではく、酸味が強い。
夫人のKasechが作り方を説明してくれた。
小麦粉にエチオピアの何種類かの粉類を混ぜ、イースト菌で発酵させ、常温で3~4日置き、それを蒸すのだという(私の聞き取りが間違ってなければ)。
ちょっとググってみたら、これはなんと紀元前4000~1000年頃から食べられているそうだ。
このインジェラに肉や野菜などを包んで食べる。
今夜は牛肉とポテトを主にした野菜類が用意してあった。
Mengistuが食べ方を教えてくれた。
もちろん、フォークなどは使わず、手を使って食べる。
これが結構スパイシーで、ビールにはピッタリ。

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そして食事のあとは、これもまたエチオピアンコーヒーのおもてなし。
挽いた豆をフィルターで漉すのではなく、そのまま沸かす。
こくと香りの高いコーヒーは砂糖を入れて飲む。
アメリカンコーヒーに食傷気味だった私にとっては素晴らしく美味しいコーヒーだった。
今日はカジュアルなコーヒータイムだったが、特別の日には特別のコーヒーセットでコーヒーセレモニーをするのだそうだ。
食事がおいしかったのはもちろんだが、お隣の夫婦の人柄の良さにとても心癒され、とても素敵な時間を過ごすことができた。
何よりも驚き嬉しかったのは、アフリカ東部のエチオピアと極東の日本で、慣習がとても似ていること。
彼らの挨拶はお辞儀だ。
そして日本と同じように「さあ、もっと食べて食べて!」と盛んにもてなしてくれる。
なんだか日本のお宅にお邪魔したような気になった。
我々と年齢が近いこともあるのかもしれない。
移住してからの苦労話にお互い「うん、うん、わかるわかる」と頷きあい、数々のエピソードに笑い合い…
暮らすということはいつもいつも楽しいことばかりではなく、むしろため息のこぼれることの方が多いのかもしれない。
でも、そんな時、ふと隣近所の人と交わす会話に、心和むひとときがある。
これが「暮らす」ということなんじゃないかな…そう思った。
次は桜の木の下でティータイムかな。

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by lanova | 2011-05-07 22:42 | Logbook | Trackback | Comments(8)

Last Spring in Delta

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先週の土曜日に「春が来た!」と思い、あわてて写真を撮り、ここに載せた。
その2日後、出かける用事があり、車で出かけようとしたら、何と、春は駆け足でこの町を駆け抜けようとしている!
用事を済ませ、これまたあわててカメラを持ってご近所撮影に出かけた。
見事な梨の大木が真っ青な空に向かって花を咲かせていた。

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この家の梨の花はこの辺りでは一番美しく花を咲かせる。
昨年もいち早く満開になったのを覚えている。
この梨の花の開花期間はとても短く、3~5日で花が終わり、たちまち淡い緑の葉が枝を覆う。
雨でも降ろうものなら、3日を待たずして花は散ってしまう。

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この家にはモクレンも見事な花を咲かせている。
このミシシッピの州花はマグノリアだが、こちらはもう少し後、5月頃に大きな大きな白い花をつける。
モクレンはこの薄いピンクと、紫に近い濃いピンクの花をここではよく見かける。
これもまた花の時期は短く、この日も既に花びらが地面を埋め始めていた。

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それに比べて我が家の梨の木ったら…
もう花を咲かせるのはさっさとあきらめ葉をつけ始めている。
昨年、夫は枝も剪定し、肥料もやっていたので、今年こそは白い花をこんもりとつけてくれるだろうと期待していたのに残念。
それでもここで過ごす最後の春に、咲いてくれた花に敬意を示し、その姿をカメラに収めた。
来年の春には枝が覆われるほど、白い花で埋め尽くされますように…

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by lanova | 2011-03-05 20:50 | Logbook | Trackback | Comments(20)

One winter's day

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ここ南部は、冬でも大概穏やかな気候で、晴れた日にはコートなしで外を歩いても大丈夫だ。
ところが、今年はアメリカ全土をたびたび大寒波が襲い、この南部でも雪がちらついたり、最高気温が氷点下になったりしている。
我が家から5分ほど歩いたところにあるこの池は、ハイウエイを旧道から新道に作り変えるときに盛土に利用する土を得るために掘った人口の池だという。
ほとんど人が訪れることもないので、野鳥たちの飛来地にもなっており、秋から冬にかけてはハンターたちの猟銃の音も聞こえてくる。
先週は一日中氷点下から気温が上がらなかった。
おそらくこの池も一面氷が張って、冬の日差しの中で光彩を放っていたことだろう。
わずか家から5分といえども、出かけてみようという気は起こらなかったわけで、引っ越す先の最高気温マイナス5度という天気予報に思わず身体をすくめるのであった。

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一足先に引っ越していった夫不在の生活にようやく慣れた(諦めた)ゆき。
夫に猫かわいがり(猫だからもっともか…)されているゆきは、私が夫の代わりにはならないことはよ~く承知している。
夫が引っ越して2日目か3日目、どうも様子が違うことに気づいた彼女は、そわそわし始め怪しげな態度をとり始めた。
そしてお気に入りのニャンコベッドに入ろうとしない。
そればかりか、妙にこちらの顔色をうかがい、ダイニングテーブルの下にこそこそ隠れるようにしている。
気温は下がり、さぞかしダイニングの床は冷たかろうと彼女をベッドの中に入れてやるものの、あわてて飛び出す。
どうも様子がおかしい。
なんとベッドの中でおもらしをしていた。
こんなにストレスを覚えるほど寂しさを感じていたんだなあと、さほどストレスを感じていない妻は、少々申し訳なくも思うのであった。

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by lanova | 2011-02-06 22:30 | Logbook | Trackback | Comments(8)

First & Last Halloween in Delta

ここに引っ越してきて初めてのハロウィーンを迎えた。
この近くには子ども多いし、スクールバスも家の前を通る。
さぞかし大勢の子どもたちが"Trick or Treat"とやってくるだろうと、たくさんんをお菓子を用意した。
夫も前日にチャチャっと、かぼちゃを彫り上げて、家の前に飾っておいた。
夜にはこの中にキャンドルを入れて、「さあ、いらっしゃい!」と待っていたのだが…
何と、空振り!
子どもどころか犬も猫もやっては来なかった。
後で聞いた話だと、このあたりは信仰心がとても強いのでハロウィーンの夜は、
家族で教会へ出かけるところが多いのだそうだ。
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さて、どうしてこんなどうでもいいことをエントリーしているかというと…
ここで2回目のハロウィーンを迎えることができなくなったからだ。
この家に引っ越してきたのは2009年の11月の終わり。
1年余りが過ぎたところだ。
思いがけずミシシッピデルタで暮らすことになり、夫も私もこの長閑な気さくな住人が暮らすこの町が
とても気に入り、いずれは借りているこの家を買い取ろうかなどとも話していた。
この町が終の棲家になるかもしれないとも思っていた。
そのつもりで少しずつ庭造りをしたりしていたのだが…
ところが世の中はなかなか予定通りにはいかないもので、
2週間前に夫は新しい場所で仕事に就くことが決まった。
新しい生活の場はこの南部からいきなりアメリカの北部、カナダと国境を接するミネソタ州である。
ミシシッピ川の流域に暮らし、そして今そのミシシッピ川の源流へと遡る。
これもまた不思議なつながりだ。
ミネソタ州は「アメリカの冷蔵庫」と呼ばれるとてもとても寒い場所である。
まさしくSuper Coldだ。
このミシシッピの今日の気温は18℃、そしてミネソタの気温は-5℃。
一足先にミネソタに引っ越した夫は凍ってるんじゃないだろうか…
ということで、この町での暮らしは長くなることだし、ボチボチと記していこうと思っていたのだが、
そういうわけにはいかなくなり、あわててここで暮らした1年間の様子をエントリーしている。
私が「冷蔵庫」の中に居を移すのは春になってから。
今、しばらくここにいるうちに忘れないようにすべてを記しておこうと思っている。
人生は筋書きのないドラマ…まさしく。

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by lanova | 2011-01-29 23:00 | Logbook | Trackback | Comments(6)

Delta in Summer

c0062603_4581961.jpg隣町のClevelandまではくるまで10分とかからない。
私たちがよく行くのがこのAirport Grocery。
以前は空港の近くにあったのでこの名前がついたらしい。
今はハイウェイ61沿いにある人気のレストラン&バー。
特に平日の夕方6時まではHappy Hourで飲み物が半額になるので、その時間狙いで出かけることしばしば。
ここでも不定期にジャンルを問わずライブミュージックを楽しむことができる。
この日も暑い夏の夕方、涼みがてらに早めの夕食を取った。
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c0062603_502961.jpg日没はまだの夏の夕べ、わが町のダウンタウンを一回り。
人っ子一人通らない目抜き通りはまさしくゴーストタウン。
かつてこの町の中には鉄道が通り、駅前はホテルやバー、レストランでにぎわっていたという。
この町がにぎやかだった頃、ここは商店の倉庫かだったのだろうか。
今は営業している店舗は皆無だが、店内は昨日まで営業していたかのように、商品もディスプレイもそのままになっている。
タバコのポスターはいつ頃のものだろうか。
Tabというのは、Coca-colaが1963年に初めて発売したダイエットコーク。
当時のオリジナルのボトルがそのまま、ぽつんとショーウィンドーに飾ってある。

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ハイウェイ61を横切って、西に傾き始めた太陽を追いかけるように車を走らせた。
そこには永遠に続いているかのようなトウモロコシ畑が広がっていた。

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by lanova | 2010-12-22 20:10 | Logbook | Trackback | Comments(6)