Casa de NOVA in Minnesota

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カテゴリ:Logbook( 353 )

Autumn Color

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例年になく9月は暖かな、時には暑い日が続き、今年は寒さの到来が引き伸ばされるかもしれないと密かに願ってはいたものの、10月の声を聞いた途端、気温もどんどん下がり始めた。
それでも秋のからりと乾いた空気と高く澄み渡った空はどこまでも青い。
日ごろ家の中にこもって仕事をしていることが多く、外に出るのは買い物程度。
その時になって初めて木々が見事に色づいていることに気がつく。
これは絶好の散歩日和と、しばらくさぼっていたウォーキングをカメラ片手に再開。
このあたりは元々はこんもりとした森の中を宅地に拓いたのだろう。
家々の庭先に道路端にまたトレイルの敷設された公園の中に広葉樹などの雑木が豊かに植わっている。
それらを眺めながらのウォーキング(というよりも散歩)で心身ともにリフレッシュ。
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木々は緑から黄色へ、そして赤へと彩を移していくが、何と11日(日曜日)には気温は27℃にまで上昇。
すっかり終わったと思っていたバラや朝顔が花をつけたのには驚いた。
でも、これが続くわけはなく、今週になって気温は急降下。
金曜日は最高気温が7℃、最低気温は-1℃との予報が出ている。
紅葉を楽しめるのは落葉前のほんのわずかなとき。
それを楽しめたのはやっぱり幸せだなと、風に舞う赤や黄色の葉が街路を埋めていくのを見ながら、そう思う。

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by lanova | 2015-10-14 21:27 | Logbook | Trackback | Comments(2)

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ポルトガルに住んでいる日本語の生徒が家族とともに日本旅行をしている。
彼女はブラジル生まれの日系三世。
ブラジルの日系コミュニティで生まれ育ち、今は家族そろってポルトガルに移住している。
数年前から毎年日本旅行をしているそうで、今回も1ヵ月の予定で滞在中。
愛知、東京、沖縄、高知、松江、東京、愛知とかなりの強行軍。
「お疲れじゃないですか」と訊ねたところ、「こんなに楽しんでいるのに疲れたなんて言ったら罰が当たります」という日本語での返事。
「罰が当たる」久しく耳にすることのなかった言葉だ。
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子どもの頃、祖母や母によく言われた。
ご飯茶碗にたくさんご飯粒をつけたまま食事を終わろうとすると、決まって「そんな食べ方をすると罰が当たるよ」と言われた。
その頃は「どんな罰が当たるのかなあ、恐いなあ、ご飯の神様に叱られるかなあ」なんて思っていたのかどうかはわからないけど、「罰が当たったら大変だから、ちゃんと残さず食べよう」と思ったことだけは確かだ。
大人になってからも給料が安いだの、昇給がないだのこぼすと、母はやはり「罰が当たるよ」と言った。
そのたびに「そうだよねえ、確かに言われてみれば仕事をさせてもらえることはありがたい」などと納得したものだ。
しかし、私は自分の子どもたちに「そんなことをしたら、言ったら、罰が当たるよ」と言って育ててきただろうか。
不満や文句をそのまま聞いてきたように思う。
「罰が当たる」というのは、まずは「ありがたい」という感謝の気持ちを最初に持ちなさいということ。
ポルトガルに住む彼女からこの言葉を聞かされ、大事なことを思い出させてもらった。
日本人が忘れかけていることを日系コミュニティは今も伝え続けているということも…

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by lanova | 2015-07-08 23:00 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Winner & Loser

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サッカー女子ワールドカップの優勝戦をワクワクしながら観戦した。
アメリカのチームが出場しない限りは他国同士の試合中継はほとんどない。
これまでの日本女子チームの試合はネットやスポーツニュースでちらりと見るだけだった。
でも、今日は試合開始の2時間前からプリゲームとしての特別番組が放映された。
当然、アメリカ寄りの放映ではあるけれど…
結果は残念だったけど、やっぱりスポーツはWinner & Loser-勝者と敗者、それを改めて思った。
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c0062603_13330224.jpg初めてスポーツと呼べるものをしたのは小学校5年生の時の「ポートボール」だった。
背が高いというだけでチームに入れられ、台の上で腕を伸ばしてボールを受けるというポジションだった。
つまりバスケットボールの人間ゴールというわけで、このポートボールを知っている人はそれなりの年代の人たちだと思う。
正直、つまらなかった。
それよりもコートの中を走り回る方が楽しいに決まっている。
6年生になってからバスケットボールを始めた。
当時、小学生で最初にバスケットボールが導入された学年だった。
バスケットボールを始めて、ちょっと気を良くしたのか、それまでは運動能力はないに等しいと思っていたのに、学校対抗の陸上競技の選手に選ばれたりもした。
でも、リレーメンバーの補欠くらいだったのではないかと思う。
スポーツが楽しくてならなくなったのは中学校になってからで、バスケットボールに夢中になった。
明けても暮れてもバスケットボール、休日も返上して練習に没頭し、とうとう体を壊し、1年間、ドクターストップをかけられてしまった。
並行して陸上シーズンには短距離と幅跳びにも出場したりした。
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c0062603_13390771.jpg高校時代はハンドボール、大学時代はテニス。
でも、このテニスはコミュニケーションツールとしての同好会への入部で、スポーツと呼ぶには程遠く、試合に出たこともなく、確か2年もしないうちに幽霊部員になってしまったような気がする。
大学を卒業してからは再びバスケットボールに戻り、日本を離れる2002年までコートに入っていた。
とはいってもベンチウォーマーであることがほとんどだったけど…
こうやって思い返してみると、数々の試合で勝ったり負けたりしていても、なぜか負けたときのことはあまり思い出さない。
きっと負けたその瞬間は悔しさに涙したことだろうし、絶望的な気持ちにもなったかもしれない。
けれどもそのときの気持ちは想像するだけで、不思議なことに思い出すことはなく、勝ったときのチームメイトの表情や高揚感は何十年経ってもよみがえってくる。
どんなスポーツにも勝者と敗者がある。
敗者を経験するから勝者になれる、なろうとする。
今日のワールドカップを見ながら、そんなことを思った。

*写真はトピックとはまったく関係なく、6月前半の庭の様子。

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by lanova | 2015-07-06 00:10 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Doraemon Tofu

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今夜は豆腐料理でもしようかなと、いつも行くスーパーの豆腐売り場をのぞいてみると…
な、なんと!
ドラえもん豆腐が並んでいる!
昨秋からアメリカでもドラえもんが放映されていることは知っていた。
でも、豆腐のパッケージに登場していることは知らなかった。
2002年の渡米当時、豆腐は日本食マーケットでなければ手に入らなかった。
それから13年、今では普通のアメリカンマーケットでも容易に手に入る。
元々、アメリカは大豆の大生産地である。
そこで豆腐を作らないという手はないのだろう。
ハウス食品はアメリカに工場を持ち、いくつかの食品を製造販売している。
でも、残念ながら近所のスーパーでは豆腐しか手に入らない。
しらたき、こんにゃく、揚げもラインナップに加われば言うことないのだけど…
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というわけで、今夜の食卓に上がったのは、豆腐と鶏肉のサラダ。
韓国料理のたれ、ヤンニンを作り、きゅうりとレタスと鶏肉を和え、そこに豆腐をざっくりと混ぜて出来上がり。
カロリー控えめのダイエット決行中の我が家にはもってこいの一品になった。

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by lanova | 2015-03-15 22:50 | Logbook | Trackback | Comments(0)

It's not spring yet, but feels like ... Daylight Saving Time

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今週前半までのミネアポリスは本当に寒かった。
最低気温がマイナス20℃、体感温度は当然もっと低く、風が強い日にはマイナス35℃ということもある。
まだまだ当分、この寒さが続くのかと半ば諦めにも似た気持ちで構えていたら、今週後半から気温が上昇するという。
そして珍しくその天気予報が大当たり!
予報では来週も、その先も「-」記号が見あたらない。
それどころか16日の予想気温は21℃!
とは言っても、最低気温はしばらく氷点下が続くけど…
人間はいたって単純なもので、気温が上がっただけで何となく春になった気分がする。
でもガーデニングをするにはまだ時期尚早、気持ちだけでもと思い、デコレーションフラワーを春の花に変える。

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さて今日は冬時間最後の日。
早くも明日はDaylight Saving Time、夏時間に変わる。
1時間、時計が早く進むわけだけが、3月7日日曜日の午前1時59分59秒の後、いきなり午前3時00分00秒になる。
その間の1時間がすっかりなくなってしまうわけだ。
一体どこに行ってしまうかというと、11月1日にそっくり1時間戻ってくる。
8か月も大事な1時間を預けるわけだが、残念なことに利子はつかないようで、きっちり1時間の返却だ。
明日の朝は何となく1時間、損をした気分になる。
でも春の訪れだから、ま、いいかな…

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by lanova | 2015-03-07 21:00 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Wishing

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寒いときには-30℃近くにまでなる厳冬期に、春の訪れをただ手をこまねいて待っているだけでは辛いものがある。
そんな風に思っていたとき、いつも行くスーパーのレジの近くに水耕栽培のヒヤシンスがあった。
「水栽培」でヒヤシンスを育てたのはもう半世紀も前の小学生の頃。
教室の後ろのロッカーの上にずらりと並んだヒヤシンスのガラス瓶。
あのヒヤシンスが咲いたのか、咲いた後どうしたのか、まったく覚えていないけれど、遠い記憶の中に凛と咲くヒヤシンスの姿がある。
庭仕事を開始するまで、まだ3ヵ月近くは待たなくてはいけないけれど、家の中で一足先に春を感じるのも悪くないと、ヒヤシンスを求める。
うまく咲かせることができるかどうか、少々心配ではあったけど、それから3週間、ヒーターを入れない部屋の窓際に置いていたら見事に花を咲かせた。
部屋のドアを開けると、何ともいえない芳しい匂いがする。
ほんの少しだけ、春を感じ、慎ましやかに春の訪れを待つ。

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by lanova | 2015-02-08 15:10 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Good bye Autumn

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そろそろ10月も終盤になり、今週金曜日はハロウィーンを迎える。
例年のように玄関にはカボチャのランタンを飾り、窓にはステッカーを貼り、バスケットの中にはお菓子を用意した。
昨年も子どもたちがやってきたが、天気予報によると今年のハロウィーンの夜は氷点下2.7℃になるという。
果たしてどれくらいの子どもたちがやってくるかな…

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今年は夏の間、ほとんどどこへも出かけなかったこともあり、例年よりもまめに庭の手入れをしたせいか、いつまでもきれいな花を楽しむことができた。
それでも霜は降りるわ、気温は下がるわで、今年の花の季節を全うしたものがほとんど。
そんな中でブルーサルビアだけはいつまでも鮮やかな紫色の花をつけている。
花期の長い種類なんだそうだ。

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この花束は仏壇用のお供え花…なんかでは決してなくて、9月の誕生日に夫が珍しくプレゼントしてくれた花束。
これも寿命が長かった。
2週間以上もテーブルの上を飾ってくれた。
ま、末永く頑張りたまえってことかな…

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by lanova | 2014-10-28 14:15 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Korean BBQ

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c0062603_8552512.jpg最近の我が家のお気に入りレストランは日本食でもなければイタリアンでもなく、ここコリアンレストランのHoban
アメリカは食費が安いと思われているけれども、外食は意外と高い。
外で食事をするのは、圧倒的に日本の方が安いし、美味しい。
特に15~20%のチップを上乗せすると、「ちょっと外めし」が「特別な日のお外ごはん」になってしまう。
それでもたまには外食もしたい我が家では、飽くなき美味しくて安くて満足できるレストラン探しを続けている。
そんな我が家の捜査網にひっかかったのが、このレストラン。
元々焼肉(Korean BBQ)は大好きな料理で、LA時代は私の誕生日といえば、焼肉だった。
でもミシシッピに引っ越してからはコリアンレストランにめぐり合うこともなく、しばらく遠ざかっていたのだが、このミネソタで発見。
最初は「どうだろうか」という疑心暗鬼な部分もないわけではなかったけれど、注文した料理が運ばれてきて、思わず五重花丸を進呈したくなったほど。
夕飯時はほとんどのテーブルが満席になる。
先週もSFからやってきたJamesとミネアポリスに住むWillと一緒にここで、それは美味しい美味しいKorean BBQに舌鼓を打ったのだが、満腹になったおなかをさすりながら外へ出てみると、テーブルを待つ長蛇の列ができていた。
「月に1回は、ここで食事をしたいもんだ」は、当然、肉食を自負する夫の弁である。

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by lanova | 2013-09-14 19:00 | Logbook | Trackback | Comments(2)

Sometimes, sweets cooking

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日ごろは仕事にかまけて、簡単クッキングに終始しているけど、時々、思い立ったようにお菓子作りがしたくなる。
はるか昔、「専業主婦」という肩書きを持っていた頃は、桜餅だの柏餅だの、季節のお菓子は、菓子問屋から桜の葉の塩漬けなどを仕入れて手作りでこしらえていた。
それも「美味しい!美味しい!」と食べてくれる子どもたちや、ご近所さんがあったからのことだが…
アメリカで暮らし始めてからは、もちろん和菓子の材料などは手軽に手に入るわけではなく、「お菓子作って!」とねだるような幼子もおらず、「手作りのお菓子」は日々遠ざかっていった。
それでもアメリカにはアメリカの季節の慣わしがあり、その慣わしにふさわしいお菓子がある。
写真はイースターのときにつくったひよこのクッキー。
どこがひよこかと問われれば、「ま、そこんとこは雰囲気で…」と逃げるしかないのだが…
「母さん、美味しいよ!」と喜んでくれる子どもたちはいないけれど、「うまいじゃん!」と食べてくれる夫がいるのはつくづくありがたいことだと、不恰好なクッキーのように微笑んでみたりもして…

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by lanova | 2013-09-09 13:00 | Logbook | Trackback | Comments(0)

Anymore...

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毎日のようにプールに通い、父や近所の友人と毎日数キロを歩き、元気にあちこちへと出かけていた母が体調を崩し始めたのは2011年の秋ごろのことだった。
それから目に見えて母の調子は悪くなり、手足が思うように動かせなくなっていった。
それでも父と二人三脚で何とか日常生活は送っていたようで、「帰ろうか?」と言っても「大丈夫、大丈夫!」と気丈な母は言っていた。

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そんな母から「やっぱり帰ってほしい」とすがりつくような電話がかかってきたのは、2012年9月のことだった。
しばらくは母の介護をしながら過ごそうと帰国したものの、母の弱り方は想像以上だった。
それでも動かないのは体だけで、母娘の軽口は以前と変わらないままだった。
そんな母の口数が少なくなり、些細なことでも癇癪を起こし始めたのは、帰国して3カ月になろうとする頃だった。
要介護度も上がり、家庭での介護が難しくなった母は病院、施設、そしてまた病院と居住の場を移さなければならなくなった。
老いた父による老々介護には限界がある。
そのときの私にはアメリカを長期に離れて、母の傍で介護をするという覚悟も思い切りもできないでいた。
だからこそ、24時間、看護の目や手がある病院はある意味でも安心できる場だった。
だけど、それは決して母の望む場所ではなかったのだろう。
いつもいつも母は「家に帰りたい」と言っていた。

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「家に帰りたい、帰りたい」と言いながら、母は呼吸不全を起こし、4月24日、息を引き取った。
最後まで母の願いを聞き遂げられなかった親不幸な娘は、明日、57歳の誕生日を迎える。
「誕生日だね、おめでとう」毎年、受話器の向こうから聞こえた母の言葉が、今年はない。
来年も、また、その次の年も…

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by lanova | 2013-09-06 16:00 | Logbook | Trackback | Comments(2)