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Casa de NOVA in Minnesota

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Friday Crab Night

2週間ほど前のことになるが、アーカンソー州に住むバーチャル息子deファミリー
今年2回目のバーチャル里帰りをしてきた。
1回目はほんの1ヶ月前のことで、こうして月に1回、顔を見せてくれると本物も偽者もなく、
実の家族のように思えてくる。
さて、今回はde夫人Mちゃんのたっての希望で、
Tunicaのカニ道楽…ではなくてカニ食べ放題に出かけることにした。
Friday Crab Night_c0062603_11234221.jpgFriday Crab Night_c0062603_11241669.jpg
カニに目がないMちゃん、下調べは念入りに行われていた。
場所は全米第3位の規模を誇るカジノミシシッピ川沿いのTunicaの一角。
ここではカジノでお金を落としてくれる上客が多いため、
バッフェ(食べ放題)の料金は驚くほど安い。
ちょっと前にはアメリカのテレビ局フードチャンネルでおなじみの
Paula Deenのバッフェがオープンし、動けないほどにたっぷりと堪能してきた。
今回出かけたのはラスベガスにもあるフィッツジェラルドのバッフェである。
Friday Crab Night_c0062603_11322896.jpgFriday Crab Night_c0062603_11331052.jpg
こんなに大きなカニの足が茹で立てでど~んとバッフェテーブルに置いてある。
こうしてカニ1ハイ分がようやっとだ。
何度往復しただろうか…
3度か4度、カニを運んできたのは、
ただただひたすらに「カニ食べたい!」という純粋なカニに対する欲望のみのせいだった。
途中、ちょいと浮気心を起こして、他のシーフードにも手を出したものの、
やはりカニに対する熱い想いには勝てなかった。
当然、精神一到何事かならざらん、とばかりに一心不乱にカニの身を穿り出す
日本人女性2名がそこにいた。
Friday Crab Night_c0062603_11403121.jpgFriday Crab Night_c0062603_1141497.jpg
ふと隣の夫の皿を見れば、な~んだごく普通のアメリカンな取り合わせじゃない。
いやいや、食の好みは人それぞれだから、彼はこれを楽しんでいるわけで…
次から次へとカニの殻が積み上げられる皿を
何度も取り替えに来てくれたウエイターの兄ちゃんは、
「随分カニが気に入ったようだね」と半ば呆れたように笑っていた。
いやあ、すまんねえ、しっかり元も取れただろうなあ。
おかげでデザートのチーズケーキの味もわからないほどに満腹だった。
Friday Crab Night_c0062603_11454213.jpg「おいしいものは人を幸福にする」といわれる。
まさにそれを実感した夜。
来たときはまだ明るかった風景も、すっかり宵闇に包まれてホテルやカジノの明かりが煌々と辺りを照らしていたのだった。

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by lanova | 2008-09-16 21:50 | Trip