人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Casa de NOVA in Minnesota

lanova.exblog.jp

The yard in May

そろそろ5月も終わろうとしている。
何て時間の経つのが早いんだろう。
去年の5月よりも今年の5月は倍速で進んだようだった。
きっと来年の5月はそのまた倍速になるだろう。
そうこうしているうちに5月は存在しなくなるかも…
なんてバカなことを考えている間に、
エントリーするチャンスを逃していた庭の様子をまとめてここで紹介。

The yard in May_c0062603_11403726.jpgThe yard in May_c0062603_1141027.jpg
The yard in May_c0062603_11413948.jpgThe yard in May_c0062603_1142755.jpg
The yard in May_c0062603_11503396.jpg自生している野生のバラ、チェロキーローズ。
自立している木もあるが、
多くは蔓状になって近くの木に絡みつきながら花を咲かせている。
中にはオークの大木に巻きつき、
地上20mの高さで花をつけているものもあった。
ほんのりとバラの香りがするものの、
顔を近づけないとわからないほどだ。


The yard in May_c0062603_1154327.jpgThe yard in May_c0062603_11555517.jpg
The yard in May_c0062603_1155058.jpg日本ではおなじみのスイカズラ。
ここではJapanese Honeysuckleという。
実はこれは日本からの(多分)外来種で、
今はその繁殖率のすさまじさが
ここアメリカでは問題になっているという。
日本のスイカズラがアメリカで勢いをつけたのだ。
我が家の裏の森でも見事なまでに咲き誇り、
一歩外に出るとその匂いが当たり一面を覆っていた。
もっともこの辺りの森や林を埋め尽くしていたので、
5月の匂いはハニーサックルの匂いといってもいいほどだった。
夜風に乗って匂いが漂ってくると、夏の近さを思わされる。


The yard in May_c0062603_1272643.jpgThe yard in May_c0062603_1261110.jpg
The yard in May_c0062603_1283035.jpgチェロキーローズもハニーサックルも白い花だが、
この木の花も白。
何という木だろうと思っていたら、
蛙太郎さんの聴雨亭蛙太郎のところで
セイヨウイボタノキと紹介されていた。
こちらではPrivetというそうだ。
こうして気候も土壌も違う9000kmも離れているところで
同じ木があり、同じ花が咲く…それだけでとても嬉しい。


The yard in May_c0062603_1218288.jpgThe yard in May_c0062603_12182898.jpg
The yard in May_c0062603_12185479.jpg混合種の種を撒いた杯植えもスィートアリッサム、
ベイビーブレス(カスミソウ)と白い花から咲き出した。
そんな中でひときわ彩を見せていたのがこの紫の花。
花自体はとても小さく、野の花には違いないのだが、
花の形が菖蒲とかアヤメに似ている。
こんな小さな花でも凛として、「ここにいるよ」と
誇らしそうに咲いているのが、何とも微笑ましかった。

*写真はクリックで拡大


にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ南部情報へ
by lanova | 2008-05-28 22:26 | Garden