Casa de NOVA in Minnesota

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Jan. 12/Home Doctor

マンションミモザオーナーのブログのmimosaさんから、
「アメリカのホームドクターについて述べよ」という命題をいただいた。
そういえばこの話題は、コメント内のやり取りで時々は登場するものの、
一つのテーマとしてのエントリーはしていなかった。
これを機会に、日米で最も異なるシステムの一つホームドクターについて、
個人的な経験からのレポートを。
このホームドクター制と切り離せないのが医療保険制度。
そもそもこちらは日本のような国民皆保険ではない。
あらゆる種類の商品の中から、各自が選んで加入する。
ちょうど日本の車の保険のようなものである。
保険料が高ければ高いほど、当然カバー率も大きい。
また被雇用者の場合は、どこまで雇用側がカバーするかでも
加入する保険の種類が違ってくる。
その上、この保険は内科、小児科、外科など一般の医療保険と、
歯科保険、視力保険の3種類に分かれている。
その中でホームドクターが関わってくるのが、一般の医療保険の部分である。
まず、保険会社の設定するドクターのリストからホームドクターを設定するのであるが、
我が家の場合、家から30分圏内で日本語が話せるというのが条件だった。
具合の悪いときに、とてもじゃないけど英語でなど説明できない。
近所で日本語が話せるドクターは一人しかいなかった。
ところがこのドクターが、我が家にはぴったりだったのである。
台湾人のドクターだが、以前は自治医科大での勤務医だったそうで、日本語は堪能だし、
専門がスポーツ外科で、スポーツをする息子にとっても頼もしかった。
さて、ホームドクターのかかり方である。
まずは身体のどこであっても調子が悪いときには、まずホームドクターのところに行く。
しかし、具合が悪いからといって突然行っても診てもらえない。
どういう状況でも必ず予約が必要。
風邪程度の軽いものなら、処方箋を出してもらい定額料金を払って終了。
この料金も加入保険によって一律ではないが、我が家の場合は1回の診療につき$25.00である。
だから風邪程度ではまずドクターのところには行かない。
また、専門医の診察が必要な場合は、ホームドクターの紹介状を持って専門医に行くわけだが、
これも改めて出直さなければいけない。
ホームドクターから保険会社に連絡を入れてもらい、
そこで了承されると保険会社から紹介状が届く。
そして専門医に再び予約を入れて診てもらうのである。
緊急の場合は、このような流暢なことを言ってはいられないが、
そのときには当然別料金が発生する。
以前息子がバスケットの練習中にジムのフロアで顎を打ち、
顎がぱっくりと割れるという怪我をした。
コーチからの電話でジムに迎えに来るようにとのことだったが、
その前に夫はすかさずホームドクターに電話をして、息子の顎の縫合を頼んだ。
そのときにどうして救急病院に連れて行かないのだろうかといぶかしく思ったものだ。
しかし、言い争いをしている場合ではない。
息子を迎えにいき、そのままホームドクターのもとへ。
他にも予約待ちの患者さんはいたが、とりあえず途中に入れてもらい、
無事の顎の縫合をしてもらった。
実に見事な縫合で、傷跡もほとんど残っていない。
当然、これも$25.00、そしてその後何日か通ったガーゼ交換も1回につき$25.00だった。
なぜ夫は救急病院ではなく、ホームドクターに頼んだのか。
実は救急病院は、救急車で搬送され、生命の危険がある場合でない限り、
救急の治療は受けられないのである。
しかも救急車を呼べば、それだけで高額の費用がかかる。
救急車の走行距離とサイレンの有無によって金額がはじき出されるのであるが、
これが高い!
救急車を呼ぶほどではないからと、自分の車で連れて行こうものなら、
平気で半日くらい待たされる。
友人の息子が腕を折り、骨が外に飛び出しているにもかかわらず、
「死ぬことはないから」と待合室で半日以上も待たされたそうだ。
こういう事情をよく知っている夫は、何の躊躇もなくホームドクターに電話をしたのである。
要するにホームドクターとは、万能の腕を要求される存在なのである。
時には診療時間以外にも救いを求めなければならないときがある。
そんなときにも、我が家のホームドクターは必ず電話でメッセージを受け、
数分後にはコールバックをしてくれるのである。
それゆえに人気のあるドクターで、予約を取るのも結構大変であるが、
今では我が家の健康管理に欠かせない人物となっているのである。
このシステムが日本の風土になじむかどうかはわからない。
しかし、ここでは少なくともホームドクターは、
患者の顔と名前とカルテを一致できる町医者的存在であることは確かなようだ。

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Commented by audrey0502 at 2007-01-13 17:11
どんな病気でもまずホームドクターなんですね。不思議です~。
しかし、良いドクターだったらいいけど
性格が合わないとか、腕がいまいちとかだったら、、、
そういうドクターしかそばに居なかったら困りますねぇ。
NOVAさんは良いホームドクターとめぐり合えて良かったです^^
私はいま通ってる病院の受付の人が苦手です。
なぜか挑戦的なんですものw
Commented by オガ at 2007-01-13 20:32 x
遅ればせながら、明けましておめでとうございます!そして素敵な年賀状をありがとうございます。
先日、松江に帰ってきました。足立美術館にも行ってきました。流石に良かったわ。
松葉ガニも美味しかったよ。帰りに松江駅でミチエに会いました。凄い突風で列車が遅れました;おかげで5時間も特急列車に缶詰。
私も風邪をひいてしまいました。ホームドクターに会いに行きました。
血液検査と尿検査と3日分の薬で1600円でした。やっぱ日本のほうが安いかも。
体に気をつけてください。でもそっちは暖かいんですよね。
Commented by ken-sann at 2007-01-14 02:40 x
あ、ボクですね、
アメリカでAmbulanceに乗ったことあるんです・・・。
請求書、高かったなー。
あはは
あはは
Commented by dobozupe at 2007-01-14 08:51 x
アメリカとカナダで一番違うのは医療制度ですね。
カナダでは、住民ならば、無料(もちろん税金から支払われるので厳密に言えば無料ではない)の政府の健康保険(OHIP)に加入することができます。
ただ、OHIPでカバーされるのは診察だけで、薬剤料は自分で薬局に払わないといけません。あと、歯科もカバーされていないので、保険に入りたい人は自分で入ります。
ホームドクター制度はカナダも同じです。何か調子が悪いかなと思ったら、ホームドクターにかかります。そして専門医が必要な場合には、紹介で受診することになります。
しかし、この専門医にかかって、たとえば手術を受ける場合も、待ち時間が非常に長いことが問題になっています(たとえ癌でも半年くらい待つこともあるらしいです)。
Commented by dabadabax at 2007-01-14 10:27
いいホームドクターにめぐり合えてよかったですね。
アメリカではこういう保険に入れない人も多いそうですが、いざというとき、本当に大変ですね。それに家族がこうやって車でさっと動ける状態でないと。
歯医者もすごく高いと聞いています。保険もピンきりとしてもかなりの額になるんでしょう?
元気なのが一番ですね。
Commented by judy_orange at 2007-01-14 11:31
人対人・・・となると、何事も大変ですよね。
そんな中で、いいドクターに出会えたのは、ほんと嬉しいこと!
安心しました。

以前、ロスで仕事をする予定だったので、
医療費が高いアメリカなので、いろいろと本を熟読しました。
日本と比べるといろいろな面で不安があるアメリカですが、
ほんと、良かったですね。
Commented by Lilly at 2007-01-14 20:13 x
アメリカでは完全予約制でみてくれるので、子供が小さかったので待たずにすんでとても助かった経験があり、日本に帰国してから、具合が悪い子供と3時間待つのはあたりまえという経験をしているので、どうしてもアメリカの制度がとてもすばらしいものに美化されていましたが、NOVAさんのブログを読んで、アメリカもそれなりにたいへんだ~と、思いました。

Commented by チェリー at 2007-01-15 00:46 x
保険によって本当に支払額も様々ですよね。
しかも診察代、ラボ代(検査など)、薬代と別々なのも面倒!
日本の町医者のように会計で即合計金額が分かるシステムって簡単で便利だな〜とつくづく思います。

そうそう、友達が救急車を呼んだ時には後日800ドルの請求が来た・・・と泣いていました。
Commented by geechan at 2007-01-15 16:23
「救急車の走行距離とサイレンの有無によって金額がはじき出される」にビックリ!!
そういう点では日本の医療機関は親切だよね。
これからますます(年齢的にも)健康管理には気をつけなくては…と、私も今年は久々に本格的な健康診断を受けようと計画を立てているところです。
Commented by Gloria-x at 2007-01-15 20:28
理想的なホームドクターと出会えてよかったですね!
台湾の人は親日的だし、日本で働かれたこともあるのは心強いですね。
↓黒猫ちゃん、なんという名前をつけられたんでしょうか?
Commented by neko_pen at 2007-01-15 21:52
近くにいいホームドクターがいらして、ラッキーだったのですね。
日本では、救急車をタクシーのように簡単に使う人もいて、本当に
必要な人が迷惑するようなことがあります。
普通は救急車ってそんなに簡単に使わないけれど、以前近所の人で、
子沢山のお母さんはしょっちゅう救急車を呼んでいましたっけ・・・
医療の事情は、国によって随分違いますね。
Commented by lanova at 2007-01-16 02:05
★オードリーさん_ホームドクターにはそれなりの利点もあるんですよ。いわゆる主治医なわけだから、すべての症状を総合的に判断してもらえるし、一括管理してもらえるというわけです。もちろんホームドクターは自分で選べるので、相性が悪かったり信頼できなかったりすれば変えることができますが、これも保険の種類によって異なるんですよ。保険会社が決めたドクターの中からしか選べない場合もあるんです。そういう意味では日本よりもかなり煩雑なシステムかもしれませんね。
Commented by ひらっこ at 2007-01-16 11:14 x
novaちゃん、こんにちは!
さぁて、なんとコメントしましょうか。
任意で入る保険なんて、入ってない人は100%自己負担ですよね。
病気になれば、病院に行き、薬を飲むといった対処療法が当たり前の日本とちがうところですね。
たとえば、音楽療法とか、自然に治す治癒力を高めなければと思います。
わたしは、いっさいサプリメントは飲んでいません。
飲むって言わないんだよ。サプリを食べてるって言うんだよ。
食べたら食べなきゃいけない身体になるのが、病気なんです・・・
Commented by lanova at 2007-01-16 16:40
★オガ_大分はホームドクター制を導入しているのですか?日本の医療は国全体で一定だったような気がしていましたが、もしかしたら自治体単位に下ろされたのでしょうか?ちょっとした診察だと日本の医者の方が安いですよね。こちらではガーゼ交換でも$25.00ですもの。でも、逆にこのエントリー内に書いているように緊急で顎の縫合手術を受けても$25.00なんですけどね。まあ、要するに医者にかからないように元気でいるのが一番ってことよね。先週後半からアメリカ全土は強烈な寒さに襲われています。このLAでも夜は氷点下だったりしますよ。
Commented by lanova at 2007-01-16 16:40
★kenさん_まあ、kenさんったら!どうしたんですか?旅行中にAmbulacneですか?そりゃあ高いでしょう!私の知人は一緒にアメリカ旅行をしているときに命に関わるというほどの急病になり、空港からERに緊急入院。ICUで数日過ごし、元気になったものの、入院費の請求が1日$5,000.00!約50万円ですよ!彼の場合は海外出張が多いので、特別な保険に入っていて難を逃れましたが、本当に驚きました。で、kenさんは事なきを得たのですね?
Commented by lanova at 2007-01-16 16:40
★dopozupeさん_カナダの現状をお伝えいただきありがとうございます。ということはカナダは日本の国保のようなものがあるのでしょうか?アメリカは基本的に保険はすべて任意です。経済的に貧困な状態だと保険も入れない、医者にもかかれない、悪循環です。結局それは福祉でカバーするんですが、それも税金から捻出していることになるんですね。日本のように生活レベルが平均化できない国では保険はかなり難問ですよね。こちらはホームドクターから専門医に紹介を受けた場合は、状況によっては即診察・手術になります。大枠で考えるとグループ医療システムが構築されているのだろうと思います。ホームドクターはかなり博識で経験も豊富でないとだめですね。
Commented by lanova at 2007-01-16 16:41
★dabadabaxさん_そうですね。保険は任意なので、私はたまたま我が家の診察料を載せましたが、人によってはもっと安い人もあるでしょうし、高い人もあると思います。それと雇用者の福利厚生がどの程度かによっても異なりますね。歯医者の場合は、ウチは一人当たり年額$2,000.00までの治療を受けられるんです。なのでそのつど治療費を払うことはないんですよ。それほど歯は悪くないんで、せっせとチェックアップやクリーニングに行きます。だって$2,000.00分、もったいないんですもの!
Commented by lanova at 2007-01-16 16:45
★judyさん_でもねえ、ミシシッピにはどう考えても日本語の話せるドクターはいないと思うんですよねえ。具合の悪いときに状態を英語で話すなんて芸当はできそうにもないんだけど…
健康保険に関しては日本は世界一だとよく言われますね。医療そのものは分野によって異なるんでしょうけど、歯に関してはこちらがずっと進んでるという気がします。ご存知かもしれませんが、アメリカって歯がステイタスなんですよね。だから歯って健康だけじゃなく生活レベルのバロメーターでもあるんですよ。歯並びがきれいで真っ白な歯の人、多いですもの。
Commented by lanova at 2007-01-16 17:05
★Lillyさん_予約がすぐできるドクターのところはいいですが、その日はもういっぱいだったりすると具合が悪いのに診てもらえないこともあります。シカゴではいいホームドクターに出会えましたか?特に子どもが小さいときはドクターの良し悪しは大きなポイントになりますものね。日本でもウチの青年たちが小さいときは、小さな町医者の先生が本当によく診てくださいました。まるでドクター・コトーのような…昔はそういう先生多かったですよね。
Commented by lanova at 2007-01-16 17:17
★チェリーさん_ウチの保険は薬代は別ですが、ラボは全部co-payに組み込まれているので、検査での出費はないんですよ。でも去年からホームドクター以外の専門医のco-payは$40.00に上がっちゃたんで厳しいですよ~!最近は日本も薬は処方箋だけで別の薬局で購入するようになったんですよ。ま、たいてい病院の隣に薬局があったりするけどね。
救急車って消防署が運営してるんではなくて、民間の救急派遣会社なんです。だから当然費用はかかるんですね。青年からいろいろ情報を得られるようになりました。彼も救急車乗車の実地訓練のときに明細を見て驚いてました。
Commented by lanova at 2007-01-16 17:27
★geechan_そうよ~。ここでは滅多に救急車は乗れません。とはいっても一刻を争うときにはそんなことは言ってられないけどね。私も過去に2回救急車に乗りました。いずれも付き添いだったけどね。日本はまだ搬送だけで、医療行為はできないんだよね。救急医療のあり方は今過渡期なのかもしれないね。定期的なチェックアップは絶対に必要です。私も暮れのマンモブラフィ異常なしでした!
Commented by lanova at 2007-01-16 17:28
★Gloriaさん_LAは日系社会が出来上がっているので、日本人のドクターも多いですよ。私にとっては日本語で症状を話せるのが何と言ってもありがたいです。ミシシッピではこうは行かないだろうなと思うとちょっと心配ではありますが…
クロちゃんはこんなに長くケアするとは思わなかったので、最初に呼んだままのクロちゃんです。
Commented by lanova at 2007-01-16 17:28
★nekoさん_そうですよね。特にスウェーデンなどは福祉国家といわれ、医療なども申し分ないと聞きますが、これも実はかなりの保険費や税金を納めているんだそうですね。結局がそこなんでしょうね。費用をかければかけるほどそれなりのケアを受けられるということなのでしょう。とくにこれからは老後のケアをどうするかが焦点になってきます。子どもに頼るということは基本的にないので、今のうちにしっかり考えておかないといけないなと思っています。
Commented by lanova at 2007-01-16 17:36
★ひらっこさん_本当はみんな保険には入りたいんでしょうけど、この保険代が高いんです。貧富の差が激しいここでは、とても保険代など払えないという人がたくさんいるんですよ。一説には国民の3分の1は保険に入っていない(入れない)と聞きました。でそういう人が病気になると、当然医療費も払えないわけですから、そのまま病に臥せってしまうんですね。悪循環だとは思います。政府からの援助もあるのですが、どういう基準なのかは私にはよくわからないところではあります。多分、日本みたいに国民皆保険制度にすると保険料を払えない人が多すぎて母体が成り立たなくなるんじゃないでしょうかねえ。
Commented by マンションミモザ城主 at 2007-01-16 23:59 x
lanovaさんの場合、家族はだれでもホームドクターへの支払は定額で25ドルなんですね。ホームドクターは保険会社にやはり定額で請求しているのでしょうね。保険料によってホームドクターへの定額料金も変わってくるのですね。医療保険は平等性を保つのがむつかしいですね。健康な人は保険ばかり払って医者にはかからないので、人のために払っているようなもの。それが月に4万5万となると払いたく無くなるのが人情。しかしいったん病気になると支払が大変なので保険料を払います。でもアメリカに比べると世界的にくらべても医療費は日本は先進国中最低レベルなんです。たとえば虫垂炎で手術うけるとアメリカでは500万日本では25万です。CT検査を受けるとアメリカでは26万日本では6000円ちょいです。日本の医療者は搾取されております。
Commented by マンションミモザ城主 at 2007-01-16 23:59 x
アメリカでは1億円稼ぐ医者と同じレベルの医者の報酬が1000万いかなかったりします。お酒をたくさん飲んでタバコもすぱすぱ吸う人と、健康に気をつけて病気にならないライフスタイルの人も保険料は一緒です。健康に気をつける人は自費で健康チェックを受けて、病気も早期治療早期発見できるので医療費もかかりません。たとえば検診で早期大腸がんが発見されて内視鏡切除をうければ、検診料は自費でたとえば5万で切除には保険が使えますが医療費としては内視鏡切除で日帰り手術で15万以下で治癒切除ができます。これが進行がんになると、手術に術後化学療法にとなれば莫大なお金がかかります。救急車に関しては先の指摘の通りタクシー代わりにする人が多いのでアメリカのように民間にして実費請求したらいいです。収入の少ない人は税金でカバーすればいい。でも税金をたくさん払ってる人は少しでも取り戻そうと救急車をタクシー代わりに使うかもしれません。とにかくなんでも公平にしてほしいですけどなかなか難しいですね。
Commented by lanova at 2007-01-17 16:33
★ミモザさん_たどり着いていただけたようでありがとうございます。そうです。我が家はホームドクターに1回の診療で払う金額が25ドルです。保険料は個人で全額払う場合もありますし、雇用者(企業)がいくらかを負担してくれる場合もあります。ベネフィット(福利厚生)がいい企業ほど、企業側の負担率が高くなります。かなり大雑把な話ではありますが、一般家庭の場合、それなりにカバーできる医療保険に加入した場合、月額で500ドルから800ドルの支払いになるといわれています。これは大変な金額です。それでも保険がない場合の全額請求を考えると加入せざるを得ません。kenさんへのコメントへのお返事にも書きましたが、以前知り合いが救急車で運ばれ、集中治療室に数日いましたが、そのときの請求額が1泊5,000ドルでした。たまたま海外保険に入っていたので難なきを得たのですが、そうでなければ大変なことになっていました。
Commented by lanova at 2007-01-17 16:41
★ミモザさん_続きです。ホームドクターの話が医療保険の話にシフトしてしまいましたが、どうしてもこれは切り離しては語れないことですよね。日本でもホームドクター導入の話があったように思いますが、どうなったのでしょうか?ただホームドクターとなると守備範囲はかなり広範囲になりますよね。たとえば日本にいる頃、休日診療などに行っても「自分は専門ではないので、月曜日にもう一度改めて受診してください」などと言われます。これではホームドクターにはなりえないですよね。それとここには書きませんでしたが、アメリカは日本に比べてかなり予防治療が盛んではないかと思います。これも無駄な医療費を払わないということにつながるのかもしれません。そうそう、ここにもコメントを残してくださってますdopozupeさんもドクターで、現在はカナダのトロントに留学中の方ですよ。
Commented by マンションミモザ城主 at 2007-01-18 19:04 x
ホームドクター制度はいまのところ別にないですね。診療報酬上も出来高です。
私は外科系の医者で救急もICUも外科も内科も整形外科も麻酔科も経験があり、内視鏡もするし、職歴22年ありますからほとんどの疾患を見れるという意味ではlanaovaさんのホームドクターに引けはとりません。電子内視鏡やMRIも置いている重装備のクリニックですのでアメリカでは考えられないホームドクターですね。私のところから専門病院に紹介されるのはどうしても入院と専門的検査が必要な患者さんだけです。わたしのようなプライマリーケア医を作るための研修制度もないし、法律もありません。日本はまだ自由診療制といって専門医標榜以外は自由に標榜できます。
日本の保険制度では予防はカバーしていないのですべて自費か公的な検診制度によります。いま厚生労働省は風邪も保険から外そうとしています。一部の薬品もコンビニで売れるようになりました。とにかく医療費削減に血眼ですね。
Commented by lanova at 2007-01-19 17:23
★ミモザさん_日本の詳しい状況をありがとうございます。私がこちらの医療制度で一番日本との違いを感じたのは、ドクターと病院とがまったく別物だということだったんです。日本だと風邪をひいたりすると「病院で診てもらう」と言いますよね。その調子でhospitalなんて使ったらてんで通じないわけですよ。こちらではDoctor's officeなんですね。この言葉が如実に語っているように本当にOfficeなわけでラボや検査機器はまずありません。あるのは診察台くらいなものでしょうね。日本の病院でいうところの診察室、検査室、薬局が分立しているということでしょう。薬に関しても5ドル、10ドル、15ドルと薬にって支払う金額が異なります。検査費用は保険によって異なりますが、我が家の場合は検査費用は一切支払いなしになっています。いずれにしても保険代も医療費も高額であることは代わりなく、日本の保険制度の優秀さを改めて感じています。
Commented by itohimiko1 at 2007-01-20 01:30 x
なんでもアメリカの真似をする日本で、こんな医療制度にならないよう祈るばかりです。
究極の資本主義ですね。
でも、かの大陸でも、死にかけている人がいてもお金を持ってきた人が最優先で診てもらえるそうです。 うっ・・日本に生まれてよかった(ほっ)
結局、病気にならないよう自分の体を鍛えるしかありませんが、
novaさんのように信頼できるホームドクターを探さねば!
Commented by lanova at 2007-01-23 16:02
★itohimikoさん_日本の保険制度は本当に世界一優れていると思います。それもやはり日本の暮らしが極めて平均化しているからではないかと最近思っています。先日も貧富の差がここでは尋常でないことを知り愕然としました。たとえば時給で言うと時給5ドルの人もいれば時給5000ドルの人もいるのが、このアメリカという国なんです。今も大統領選の焦点はこの』医療保険になっています。
Commented by susie at 2007-01-26 16:56 x
医療については考えさせられる問題ですね。

私はオハイオでの健康診断で不調が見つかり、再検査となりました。日本でならたぶん同じ検査をもう一度受けるところを、一段階上の検査であるbiopsyを受けるようにとのことでした。どうするか悩みましたが、結局しないことを選択しました。思いがけず早い帰国で、その後の健康診断で問題ないとわかりほっとしましたが、当時は「もしその病気であって、それで死ぬんなら仕方ない」とまで開き直りました。今思えば、医者ともっと話し合えばよかったなあと思うのですが...不調だということで気持ちが乱れ、粘り強い対応ができなかったと反省しています。英語でというのもハードルが高かったと思います。

健康で医者いらずというのが理想ですが、努めてもそううまく行くかわからないですね...
Commented by lanova at 2007-01-26 17:46
★susieさん_私たちの年代だと、なおさら医療問題の比重は大きくなりますね。
こちらではsecond opinion, third opinionは当たり前ですよね。日本だと主治医への遠慮があるからなのか、あまり医者を替えるということはしないように思います。それにしてもsusieさんはそこまでの覚悟をなさったんですか?言葉も文化も何もかもが異なった地で、さぞかし心細かったことでしょうね。今は日本語で対応してもらえるDr.なので安心しきってますが、ミシシッピでの暮らしはそうはいかないでしょうし、不安材料ではあります。
先週末にかかったFluが1日で完治したということ、今さらながらに日ごろの健康維持が大切なんだと痛感いたしました。それと早目の休養ですね。
by lanova | 2007-01-12 23:13 | Logbook | Trackback | Comments(34)