2006年 12月 31日
Brunch at Monrovia
12月も半ば、そろそろクリスマスも盛り上がりも最高潮に達しようという頃の土曜日、
夫と出かける用があり、そのまま外でランチをとることにした。
ちょうど空腹を感じていたので、これはGood Timingと喜んだのも束の間、
いつもの夫のレストラン探しが始まった。
よほどでない限りファーストフードは避けたい、
できればその地域で昔からやっているレストランで、心地よく食事をしたい。
という信念の元、いくつかの街を通り過ぎながら車を走らせること40分。
当然、新しい街には古くからのレストランがあるはずもなく、
この時はPasadenaの東、Monroviaという街まで足を伸ばした。
ここは1887年に市として制定されたというから、
カリフォルニアの中ではやはり古い街といえるだろう。
そしてやっとたどり着いたレストランはダウンタウンにある、
その名もズバリのThe Monrovian Family Restaurant。
なかなかいい感じである。
1960年代の雰囲気をそこかしこに感じさせているが、創業は1970年代のようだ。
夫が言うには、こういうオーナシェフのレストランでは
グレービーソースで味の良し悪しがわかるとのこと。
という大義名分の下、彼はステーキとハッシュド・ポテトとグレービー、
私は相も変わらず、BLTサンドである。
しかし、サイドオーダーのサラダがこれだけで立派な一品となり、
サンドイッチが出てくることには、早くも満腹状態。
こういうレストランに来ると、ウェーターやウェートレスがフレンドリーで、
実にタイミングよくコーヒーやドリンクのお代わりをサーブしてくれる。
BGMの音量も決して高すぎないし、客たちの話し声も決して大声ではない。
長閑な土曜の昼下がりが静かに過ぎていった。
"Papa's Got A Brand New Bag" James Brown
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by lanova
| 2006-12-31 00:55
| Trip