Casa de NOVA in Minnesota

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My Future Hometown Coldwater

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現在、家を建てているところはミシシッピ州北部、
テネシー州との州境まで車で20分ほどのColdwaterというところである。
この辺りが宅地として開発されてからまだ5年しか経っていない。
それまでは広大な森がひろがり、平地はほとんどが綿花畑だったという。
今もまだかなりの面積の綿花畑広がっている。
今回は、まさにその綿花の収穫時期にあたり、
真っ白な無垢の綿花を目にすることができた。
雲一つない青空と、そこに白い綿をつけた畑に立つとき、
アメリカの歴史の重く暗い一ページを思わずにはいられなかった。
どこからか綿花を摘みながら歌われた黒人霊歌が聞こえてくるような気さえした。
しかし、今は手摘みはすっかり姿を消し、
このような機械で一挙に摘み採るのだという。
ふんわりとやわらかに、はじけた実の中から顔を出した綿花が、
スクエアに固められ、工場へと運ばれるのを待っていた。


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出かけたのはハロウィンの前だったこともあり、
ハロウィンや感謝祭のデコレーションをしている家もそこかしこで見かけた。
お隣のRay&Marianneの家でも娘のLeslieがかわいらしい飾り付けをしていた。
周りの風景としっくりなじんでいて、来年は我が家も…と早くも思いは来年に。


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新しい住宅地ということもあり、建築中の家も数多く見かける。
ここはほとんどできあがり、売りに出されたところだったので、
中で作業をしていた男性と話をした。
やはりここでも作業をしている人その人が、この家のオーナーであった。
本来の仕事は会社員らしいが、
休日にはこうして自らの手で家づくりをしているのである。
この家が2軒目だそうで、何ともスケールのでかい副業だ。


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車を走らせているときに見かけた、家とも小屋ともつかない朽ちた建物。
もしかしたら綿花摘みを強いられていた人たちが住んでいた
奴隷小屋と言われるところなのかもしれない。
そして旧道沿いにぽつんと立っていた家具のアウトレットで見かけた
パンチボウルとカップのセット。
南部独特のコントラストのきつさは、そのモノクロの世界にあるのかもしれない。

"It's My Life" Preston Shannon


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Commented by まこと at 2006-11-23 14:30 x
う〜ん。黒く重い歴史…。

きっと語り継ぐ為の『歌』も、歌い手も多いんでしょうね。

白い綿のように、綺麗な心の人が増えると良いですね。
Commented by audrey0502 at 2006-11-23 20:09
綿花畑だわ~~。
先日、TVで日本の綿花畑を見たばかりです~。
こちらでは、一つ一つ手で摘んでいましたがさすがにそちらでは
手では追いつきませんよね~~。
パンチボウルとカップのセットがとても素敵ですね。
カットも良い感じです。
Commented by ミッキー at 2006-11-23 20:30 x
青い空と綿花のコントラストがいいですね
この綿から、製品(ジーパン)になるまで
全て、アメリカ国内でされているんでしょうか?
Commented by Gloria-x at 2006-11-23 20:40
ゴスペルが聴こえてきそうです・・・
綿って鋭い棘があって、摘むときに指が血だらけになるとか・・・

アメリカの人って少しずつ楽しみながら自分で家の仕上げをする人が多いですね。
Commented by mihayashi6 at 2006-11-23 20:57
綿花畑と見事な青い空・・・地平線まで続くようで雄大ですね。
廃墟が歴史を物語りますね。
Commented by itohimiko1 at 2006-11-24 00:51 x
そうでしたね、南部は特に黒人の受難の場所でした。
今でもこんなに綿花栽培が行われているんですね。
青い空、純白の綿花、そして黒人・・・。
これらの色彩に、まさにアメリカを感じます。

今日は感謝祭でしたね。
来年の新居は、色とりどりのデコレーションで華やかなことでしょう☆

Commented by lanova at 2006-11-24 17:49
★まこっちゃん_実は私がアメリカという国でもっとも興味があるのが、これなんだよね。
ソウルやR&Bもそこから始まってるし…
いつかブルーズ・ロードを辿ってみたいと思っています。
Commented by lanova at 2006-11-24 17:51
★オードリーさん_この家具屋さんはランプとランプシェードのアウトレットなんだけど、中古家具も置いてあって、中にうんとアンティックなものもあってなかなかおもしろかったですよ。このパンチボールは結構古いものでした。
Commented by lanova at 2006-11-24 17:54
★ミッキーさん_最近は縫製は中国をはじめとするアジア諸国が多いようですね。アパレル関係でMade in USAのタグを見つけるのが難しいくらいです。ジーンズはあのゴールドラッシュのときに、作り出されたもので、アメリカを象徴する服装の一つでしょうね。
Commented by まこと at 2006-11-24 17:57 x
イエーイ。リアルタイム♪

僕も今では黒人史の方に興味がうつってます。
勿論歌から始まり、歌が基本なんですが、今も。

間違った言い方ですが、その地に住まれるNOVAさんを羨ましく思います。
Commented by lanova at 2006-11-24 18:03
★Gloriaさん_そうです、そうです!よくご存知ですね。昔は全部手摘みでしたから、指先は血だらけ、傷だらけになったそうです。映画「Walk the Line」の中でジョニー・キャッシュの両親がコットン・フィールドで綿花摘みをしてましたよね。
ゴスペルも教会の中ではなく、この綿花畑で歌われ始めたと聞いています。
Commented by lanova at 2006-11-24 18:05
★小次郎さん_今住んでいるLAに比べると便利さはとてつもなく劣りますが、ここにはLAにはない魅力を私は感じています。残りの人生、この南部で追いかけて行くものが見つかりそうです。
Commented by lanova at 2006-11-24 18:09
★itohimikoさん_南部からは多くの作家も出ています。「トム・オーヤの冒険」のマーク・トウェインなどはその代表ですよね。文学や音楽、これは無国籍のLAにはなかったもので、ミシシッピ移住の楽しみの一つです。でも、その重さにちゃんと向き合えるかなとも思ってます。
感謝祭ネタ、本日エントリーいたしました。まさに日本のお正月ですよ。
Commented by lanova at 2006-11-24 18:22
★まこっちゃん_ホント、ホント!まるでチャットしてるみたいだね。
南部の歴史って、私たちが聞かされていることはもしかしてとてもステレオタイプな話で、本当はどうなんだろうかってすごく思うのよね。酷い時代は確かにあったはずだし、その痕跡もあるわけだけど、自分の目で見て足で歩ければと思っています。
いつかまこっちゃんを案内するためにも…
Commented by susie at 2006-11-25 15:44 x
綿花摘み取り機、はじめて見ました。昔、子供の幼稚園の課題で綿を育てましたが、あのふわふわの中に種が入っていました。スクエア固めの中に種は入っているんでしょうか。
Commented by lanova at 2006-11-25 16:24
★susieさん_どうでしょうか、ふわふわの綿がしっかり固められてて、私は子どものころに我が家で使っていたずっしり重い綿布団を思い出しました。雨が降ってもこのままだったんですが、この後どうなるんでしょうねえ。
Commented by かんな at 2006-11-26 14:15 x
おおお、綿花畑ですね。
私はきちんと「畑」を見た覚えはないのですが、
ハイウェイを走っているときに、白い物がふわふわと舞っていて、
雪かと思いきや(←そんな時期でもなかったのに)、綿の花だった…という、
思い出があります。

クズの蔓(←南部には多いんですよね)に埋もれたままの朽ち果てた小屋も、時々見かけました。重い歴史をもつ南部ですが、そこから南部らしい文化が生まれてきたのですよね。部外者の私が言うのもなんだけれど、哀しげな美しさに満ちた地域だなと思います。
Commented by lanova at 2006-11-26 17:24
★かんなさん_Oxfordは学生街だから、綿花畑も少ないのかもしれませんね。55号線沿いにはもっと広大な綿花畑を見ることができます。この写真の畑は家のすぐ近くです。反対側には大豆畑が広がってるし、本当にカントリーサイドですよ。
<哀しげな美しさに満ちた地域>言いえて妙です。どうして私が黒人音楽に惹かれるのか、どうして黒人史に興味を持つのか、その答え探しが、ここ南部での暮らしの中のメインになるのかもしれません。
Commented by flyingshack at 2006-11-28 08:09
おお、綿畑見事ですね。わたしたちはテキサスで見ました。四角く積むんですね。ほお~。アメリカってガソリンも安いけど、コットン製品も安いですよね。タオルとかめちゃ安。やっぱり産地だからでしょうか。つい最近、綿花には全作物に使われる肥料の1/4が使われている(全世界で)という話をラジオで聞きました。綿花のことを勉強すると、またアメリカがよく見えてくるかもしれませんなあ。
Commented by lanova at 2006-11-28 16:24
★Washyさん_お帰りなさい。充実した旅だったようで、Washyさんより一足先に現地より報告が届きました。何だか世界はどんどん小さくなっているようで…実はね、ちょっとMSへの移住は躊躇している部分もなきにしもあらずなわけで(当然、Washyさんはお気づきでしょうけど)、諸手を挙げてという感じではなかったんです。でも、この綿花畑と奴隷小屋と思わしき朽ちた建物で、俄然私のCuriosityは南部に凝縮してしまったのです。その上、このWashyさんのコメント、これはおもしろそう!と思わないわけがないですよね。やっぱりDeep Southはアメリカの根っこなのかもしれないね。時間が足りるかしら…
by lanova | 2006-11-22 20:51 | Trip | Trackback | Comments(20)