Casa de NOVA in Minnesota

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May 12

以前、教育委員会のLibrary Media Assistantの採用試験を受け、
その合格通知を受け取ったのが3月23日のことだった。
それから何の音沙汰もなかったのだが、先週、小学校の図書館で空きができたので、
面接を受ける気があるかどうかという電話があった。
もちろん、正職員になることに異存はない。
二つ返事で「はい、もちろん!」と答えた。
そして今週初め、面接日時の連絡が入った。
そのときにその小学校ではパートタイムで1日3時間、週15時間の勤務になると聞かされた。
これは大いに問題ありなのである。
現在は1日7.5時間、週30時間の勤務である。
しかし、今は臨時職員なので時間給が$7.25。
正職員になると時間給$12.33になるのである。
1時間$5.00の差は大きい。
ところが勤務時間が半分に減るため、月の手取りは約$120.00の減額になってしまうのだ。
小学校で勤務し、なおかつ今の高校勤務と掛け持ちできればいいのだが、
同じ教育委員会で2つのポジションを掛け持ちすることはできない。
しかし、ここで面接を断ると、採用待ちのリストから名前をはずされてしまうため、
とにかく面接だけには行かなくてはいけない。
今日がその面接日。
現在の図書館長からは
「ぜひこの仕事はしたいんですが、夫に話したら時間が短すぎると言ったんです」と
夫を言い訳に引き出すようにと言われた。
夫を口実に引き出すのはどうやら良くある手らしく、この辺りは日本と変わらない。
やはり収入が減るのは辛い。
しかも今の勤務先は徒歩5分だが、その小学校は車で片道20分。
ガソリン代もかかるわけである。
結局、1時からの面接に出かけ、面接時間はほんの3分で終わった。
面接官も時間のことが一番の難点であることはよくわかっていた。
今、その小学校では午前と午後の2人のパートタイム勤務体制をとっているという。
それもフルタイムになるとベネフィット(福利厚生費)が高くつくからだという。
これもカリフォルニア州の教育費削減の煽りを食った形だ。
仮に私が小学校で勤務したとしても、その先時間が延びる可能性はゼロだと言われた。
夫を口実に出したとき、おそらく面接官も了解したのだろうと思う。
何人か面接をするとのことだが、結果は追って連絡があることだろう。
もし勤務時間が4時間ならば、確実にこちらの方がいいのだけれど…
「帯に短し襷に長し」とはまさにこのことだろう。

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Commented by dabadabax at 2006-05-13 18:11
そうなんですね。フルタイムになるといろいろベネフィットをつけなくてはいけないからパートでと。どこでも経費削減の対策です。
今はガソリン代もあがってバカにならないでしょ。どちらがいいか悩むところでしょうが、難しいですね。
それにしても専門職なのに、時給が安いですね。$7.25というのはパートでは普通の金額なんですか。武蔵野図書館でもパートの人たちはそれくらいですが、別に司書の資格をもっていない人たちだと思うのです。
Commented by genova1991 at 2006-05-13 18:17
こんばんは。
なかなか思うようにはならないのですね。
折角試験に合格しているのに、、、、、、。
それにしても、いずこの国も社会保険などの節約に走って、働く側は皺寄せを食って損ばかりですね。
昔の方がのんびりしていたし、福利厚生制度も充実していて良かった、というのは間違っていると思うのですが。
もっと条件の良い学校が見つかることをお祈りします。
Commented by maltsmama3 at 2006-05-13 18:42
シュワルツネッガー知事に問題有りといわなくては!!
一つの部署に二人のスタッフということは、いわゆるワークシェアリングですか?
教育は社会の基本。日本でもいま大もめ、もめています。
教育基本法の改正でね。
でも話題になるのは働く環境より、働いている教員の質の方かも。
チャンスは生かしたいけど、実利は大切。悩ましいところですね。
Commented by 一心万宝 at 2006-05-13 19:45 x
そやな、やっぱりお金は重要な要素になる。勤務条件も。仕事をいただくって大変やなぁ。
Commented by susie at 2006-05-13 21:01 x
なかなか自分の希望通りってないんですね。微妙ですね。
Commented by lanova at 2006-05-14 04:32
★dabadabaxさん_Librarianは専門職ですが、Library Media AssistantはNon Licenseなんで専門職扱いにならないんですよ。それと日本で言うパートとは、ちょっとニュアンスが違っていて、パートでもフルタイムでも勤務時間が違うというだけで正規採用なんです。私の現在の状況は臨時職員(Substitute)になるんです。この辺りの仕組みは日本とはかなり違うところですね。
Commented by lanova at 2006-05-14 04:36
★genovaさん_本当にそうですよね。皺寄せは末端に行くほど大きくなってきます。ここのところかなりの教員がリストラにあっているとのことです。残念なことに採用に関しては学校サイドには決定権がなく、予算を握っている教育委員会が采配を振るっているんです。もし学校に選択権があれば、現在の図書館で採用してもらえる道が開けるんですが…ウチの図書館もパートでしか働けないということで、いくら館長がフルタイムの人員を要望しても、「予算がない」で一蹴されてしまうようです。
Commented by lanova at 2006-05-14 04:42
★maltsさん_そうですね、日本でいうところのワークシェアリングでしょうね。ちなみにこの言葉、英語ではないようです。クマちゃんに話したら、「初めて聞いたなあ。Interesting」と言っていました。カリフォルニア州の赤字財政はよく知られていることですが、教育費の削減という手段はこの国の未来に大きく影響していくんですけどねえ…教育問題はどの国も大きな課題です。ただ実際にここで暮らしてみて、アメリカの学校の方が、日本よりも「社会に出るための教育機関」であるという印象を強く持ちました。このあたりもいつかブログに書こうと思いながら、そのままにしてて…
Commented by lanova at 2006-05-14 04:43
★一心さん_幸い、今仕事に就いているわけで、これをありがたいと思って精進するっきゃないですねえ。
Commented by lanova at 2006-05-14 04:45
★susieさん_確かにねえ…もちろん教育関係の仕事にこだわらなければ、いくらでも仕事は探せると思うんですよ。もしかしたらもっと賃金のいいところもあるかもしれないし…ただ今後のことを考えると、やはりキャリアヒストリーは大事かなと…日本での仕事を生かす場はちょっと難しそうです。
Commented by チェリー at 2006-05-14 07:23 x
教師で同じ学区内の二校をパートタイムずつ掛け持ちしている人を知っていますが、両方合わせてフルタイムと考えてもらえないところでベネフィットの差が出てくるわけで・・・彼女もフルタイムの職を探し続けてます。
悩みますね〜。
キャリアレコードのため、また引っ越し前の忙しい時期とも重なることを考えたら時間的に余裕のある小学校勤務もよさそうですけどね〜。
とにかく、最終面接おつかれさまでした♪
Commented by まこと at 2006-05-14 21:01 x
悩む選択ですね。

僕ならお金優先ですが…アメリカで働きつづけるには、そういうわけにもいかないんでしょうねぇ…。
Commented by geechan at 2006-05-14 21:50
何も考えず、家でのーのーと暮らしている私には耳の痛いお話です~。
でもガソリン代の高騰は痛いわー!
関係ないけど、上の娘の就職が内定しました!一安心です。
Commented by ConnieWest at 2006-05-15 07:13
毎月120ドル減ると、単純に12ヶ月で掛け算してマイナス1440ドル!それは痛いですね。でもってガソリン代、めちゃめちゃ高いし!!!アメリカって採用の際にある程度、negotiateするとそれが受け入れられる事もあるけれど、遠くて勤務時間が短いってのはマイナス要因が大きいよね。NOVAさんにとって、一番良い方向に話が進みますように!!!
Commented by flyingshack at 2006-05-15 08:54
積極的に受けるに受けられない仕事の面接、どう無難に切り抜けるのだろうと思ったら、図書館長のナイスアドバイスがあったんですね。頼りになる人がいるって、今の職場はいいところですねー。それも捨てがたいんでは?
Commented by neko_pen at 2006-05-15 09:15
日本でも、事情は似通ったところもありますが、そちらは日本ほど、年齢で切り捨てることはないみたいで、いいなあ、と思うときもあります。
とてもお歳を召したかたがお元気で働いてらっしゃるのを見ると、元気が出ます。
いろんなことがクリアされて、すべてうまくいきます様に・・・
Commented by maltsmama3 at 2006-05-15 12:24
へえ、ワークシェアリングって英語だと思っていました。
「子育てしながらでも働ける環境作り」とでもいうんでしょうか。
フルタイムは無理だけれど、きちんと働きたいという人のためのシステムとかで、アメリカなどでは一般的。と、導入した北海道庁などで礼賛されていましたが、人件費の節約であるのは間違いないようで。
悩ましいところですね。やっぱり。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:04
★チェリーさん_教員としての就職もちょっと当たってみたんですが、そのためにはこちらで大学に通っていくつか単位を取らないといけないようで、なかなか容易な道ではないようでした。教師のフルタイムは日本と違って、授業の開始から終了までですから、随分短いですよね。幸い、キャリアヒストリーにはポジションよりも実際の経験の方が重視されるということなので、今のままでも充分にレコメンデーションはしてもらえるとのことでした。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:04
★まこっちゃん_でしょ?悩ましいよね。
もちろん短く働いて多く設けるというのが、一番いいとは思うけど、そんなに思うようにばかり行かないのが人の世の常だものね。でも、こちらではみんなキャリアアップをどんどん図っていくから、一つのところにしがみついてるってことはあまりないかもしれません。tだ、大企業になれば長くいようとするし、今私が渡来している公務員にいたってはみなさん長いですよ~。定年制度がないから80歳過ぎても働いてる人もいます。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:05
★geechan_Kちゃんの就職内定おめでとう!早々と決まったね。地元に帰ってくるの?またにぎやかな生活が始まるんじゃないかな?ところでそっちはガソリン代ってどれくらいなの?
Commented by lanova at 2006-05-15 15:05
★Connieちゃん_そうそう!その通りなのよ。徒歩5分で車を使わずに行ける勤務先と、いくつものシグナルストップをしながら20分かけて行くんでは、かなり違うものね。このガソリン代の高騰で満タンにすると軽く50ドルは行っちゃうし…この先勤務時間が伸びることはNEVER!だって言われちゃうとねえ…シュワちゃんを責めても仕方ないかもしれないけど、今教組とシュワちゃん、対立してますものねえ。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:16
★Washyさん_この口実はGood Excuseなんだそうで、まあ、皆さんよくやる手なんでしょうね。ウチの館長にしてみても、今、私が抜けるとなると困っちゃうというのも本音の部分であるようです。半日は小学校で、残り半日は今の高校で勤務できればと思ったんだけど、現行のシステムでは無理だということで…ま、今の職場環境はさすがに3年半もいると、ほとんど私の英語も理解してくれるし、最近はなついてくれる生徒も出始めたから、やめたくはないですよね。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:16
★nekoさん_そうですね、年齢がネックになるということはまずありませんね。基本的に定年制はとっていないんで、本人がやめると言い出すまではずっと働けますし、この採用試験の筆記の時には、私より年齢が上と思われる方も何人もいらっしゃいました。こういうところ、アメリカのいいところだって思いますよ。
Commented by lanova at 2006-05-15 15:16
★maltsさん_ワークシェアリング、どうやら日本の造語のようですね。ちょっと気になったんでdictionary.comでも調べてみましたが、やはり存在しない言葉でした。こちらでのそのシステムは、やはりコスト削減が一番の理由のようです。
Commented by k_soulman at 2006-05-30 15:03 x
ご無沙汰しています!
採用が決まっても勤務条件など大変ですね・・・。

どこの国でも財政難で色々と論議されていますが、教育に関しては日本でも問題になっています。

特に私学の援助が少なくなり死活問題のようです。

私は、現在週2回ビジネス・スクールで講師をしていますが、そこは学校法人ではなく株式会社です。

1コマ、約2時間で時給制、交通費等何もありません。よく出来たシステムで時給は年齢・キャリアなど関係なく生徒からの評価でUP率が決まっていきます。

より専門的なスクールはこのようになっていくのでしょう。本来国が目指す基礎教育と自らが進んで学ぶ学習との違いで明確なビジネスとして色々な分野に広げているようです。

講師側も自分の時間配分で契約をしキャリアを積んで共存共栄して裾野が広がっています。

私も今は色々と興味を持ってやっています。そちらではそんなスクールがもっと多いのではないでしょうか?
Commented by lanova at 2006-06-05 15:42
★soulmanさん_お返事が大変遅くなって申し訳ありません。
またしてもPCのトラブルでミシシッピから帰ってからしばらくショップに預けていました。
教育問題はこれからの時代を考えると、一番力を入れるべきところではないでしょうか。
クマちゃんと結婚した当初、彼は航空技術のカレッジの教員をしていました。
そこはsoulmanさんが講師をしていらっしゃるところと同じような株式会社だったんです。
ただ9・11の後、航空学校への留学生は入国がストップされるなど、生徒数が激減してしまったんです。そこは利益追求の企業ですから、当然のように教師の解雇が始まりました。それも多数の不当解雇だったんです。クマちゃんもその中に入れられ、幸い以前から今の会社への雇用が決まってはいたんで、不幸中の幸いではありましたが、その不当解雇に多くの教員が訴訟を起こしました。
彼が勤務していたカレッジは特殊だから余計に9・11の影響は大きかったようです。
問題なのは、やはり義務教育における教育環境、制度の問題なんだと思います。こちらは高校までが義務教育なんで、その費用も莫大になるんですね。ただ、学習意欲のある人には門戸開放が日本とは比べ物にならないほどですよ。
by lanova | 2006-05-12 23:57 | Logbook | Trackback | Comments(26)