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Casa de NOVA in Minnesota

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Sep. 2

メキシコ湾岸を襲ったハリケーンKatrinaのAftermath(余波)は、
想像を絶するものになった。
ハリケーン自体は大雨と大風で、それが無事に通り過ぎたと思った矢先の堤防決壊で、
標高が海抜以下のルイジアナ州のニューオーリンズは壊滅状態になってしまったようだ。
テレビニュースでも悲惨な被害状況を繰り返し放映している。
ルイジアナ州はアメリカでも経済的地位の低い州で、堤防決壊の懸念はあったものの、
改修費の予算計上ができなかったという。
今回の多くの被災者は、避難勧告が出ても、
自家用車などの移動手段を持たない貧困層が多かったそうだ。
まだ浸水した中には多くの人が横たわっているという。
暴動が起こり、人々の気持ちはすさみ始めている。
今日、ロサンゼルスの領事館からこのような緊急メールが届いた。


「米国南部:ハリケーン・カトリーナの被害を受けたニューオリンズ市への立入規制」

(内容)

 現在、ハリケーン・カトリーナにより甚大な被害を受けたニューオリンズ市においては、現地の状況にかんがみて救援活動関係者及び緊急事態対応要員を除き立入りが禁止されています。つきましては、同市への立入りは米国政府が規制を解除するまでの間、いかなる目的であれ差し控えるようにしてください。

 (なお、ニューオリンズ市当局からの強制退避命令等を受け、在ニューオリンズ日本国総領事館も一時的に閉館しており、在ヒューストン日本国総領事館内に対策本部を設置し邦人援護業務を行っております。各種照会は下記連絡先までお願いします。)



ニューオーリンズ市は私のふるさと松江市の姉妹都市。
今は実際にどれだけの交流がなされているかわからないが、
以前国際交流員として松江に赴任していたニューオーリンズ出身の女性は、
無事なのだろうかと確かめる術も持たず、案じるばかりである。
by lanova | 2005-09-02 21:54 | Logbook