2013年 10月 04日
Como Zoo
長男が誕生した当時、もう30年以上も前のことだが、井の頭動物園のすぐ近くに住んでいた。
時々象の鳴く声が聞こえてくることもあった。
その後は動物園ではなく鹿や七面鳥、タヌキにポッサムなどが庭を駆け回るという野生動物と共存していたこともある。
このミネソタの家にも動物たちはたびたびやってくる。
決して招待しているわけではない。
常連客は、野うさぎ、ゴーファー、ポッサム、そして数々の渡り鳥たち。
先週は鷹が庭にいた常連客めがけて急下降。
あっという間に鷹のご馳走にと姿を変えさせられていた。
こんな野性味あふれる(?)環境なのに、動物園がある。
それも二つも。
一つはミネソタ動物園。
Minnesota Zoo Part 1
Minnesota Zoo Part 2
Minnesota Zoo Part 3
Minnesota Zoo Part 4
そしてもう一つがComo Zoo。
ここは入園料は無料。
でも、無料だからといって決してチャチな動物園ではない。
ゴリラもいればキリンだってシマウマだって、ライオンだって、トラだっている。
北極グマだっているんだから!
でも、訪れたときが良くなかった。
まだ6月だというのに真夏のような暑い日だったため、すっかりだらけてしまって、愛嬌をふりまくどころではなかった。
もっとも動物園で過ごす動物たちは果たして幸せかどうかというと、意見が分かれるところだ。
本来暮らすべき生態にあった自然の中で生き生きと過ごすのが一番じゃないかと、私は思う。
「う~ん、でも、そうだろうか」と夫は言う。
動物園にいる動物の多くは、傷ついたり法外に捕獲されたりして、連れてこられる動物が多いのだという。
怪我や病気が治っても、一旦自然界から出た動物は、元の生活に戻るのは難しいという。
以前、白頭鷲のセンターに行った時も、そこの飼育員は同じことを言っていた。
そうすると、ここで不自由な生活であっても守られている方が、彼らにとっては幸せなことだろうか…
「ねえ、本当のところはどうよ?」と聞いてみたら、きっと胡散臭そうに「はあ~」って言うだけだろうな…
この時キリンのお母さんのおなかには赤ちゃんがいた。
暑さもものともせず、食欲旺盛だったのはおなかの赤ちゃんのためなのか。
この1ヵ月後、無事に元気な赤ちゃんを出産したという。
このキリン、本当に背が高い。
キリンの横に書いてある数字はフィート。
あのシャックが7.1フィート(216cm)。
まさしくキリンの足元にも及ばない。
いやはや背高のっぽのキリンさんだった。
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by lanova
| 2013-10-04 23:00
| Trip