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Mexican Birthday "Pignatta"

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少し前になるが、6月になって穏やかな天気が続く日曜日、近所のメキシコ人一家から3番目の息子、フェルナンドの8歳のバースディーパーティに招待された。
午後4時前、「準備ができたからどうぞ!」と主役のフェルナンドが呼びに来てくれた。
早速出かけると、家の前の大きな木につるされたロバがいる。
What's this?
これはメキシコでの伝統的な誕生日のセレモニーに欠かせないピニャータなのだという。
LAではメキシコ人の多い地域に住んでいながら、まったく知らなかった。
この行事自体も、またピニャータと呼ばれる張りぼてロバのことも知らなかった。
また日本には「山口・島根メキシコ・ピニャータ振興会」なるものがあるらしい。
島根出身なのにまったく知らなかった。
ピニャータがバースディパーティの最大の盛り上がりになるわけだが、その前に、こちらはおなじみのメキシカンフードのおもてなし。

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我が家でもよく作るサルサとカニアサダ。
サルサはトマト、たまねぎ、セラントロ、セラノチリ、ライムを細かく刻んで混ぜたもの。
これをトルティーヤチップスに乗せて食べる。
かなりスパイシーだけど、その分ビールが美味しい。
当然、ビールもメキシコビールのCorona。

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この一家のご主人、エンリケがせっせと作ってくれたのが、カニアサダと呼ばれる、これもメキシコ料理の代表格。
こんがり焼いたコーントルティーヤに数時間漬け込んで味をつけた牛肉の焼いたものをくるんで食べる。
以前、LAにいたとき、アパートの隣の住人エンリケ(たまたま同名)が、よく作ってくれた。
しばらく食べていなかっただけに、懐かしく美味しく味わった。
個人的にはハンバーガーよりも、私はこのカニアサダの方が好きだ。

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おなかも満たされたところで、メインイベントのピニャータの登場だ。
誕生日を迎える主役が目隠しをしてこのピニャータを棒でたたいて割ると、中からキャンディーが出てくる。
日本のすいかわりとよく似ているが、すいかは地面に置かれて動かないが、このピニャータは、木につるした紐を上下に動かすため、なかなかヒットしない。
それだけに子供たちのめくら打ちは、時としてとてもユーモラスな動きを見せる。
最初はこの日の主役、フェルナンドが挑戦。

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パーティに招待されていた子供たちも次々に挑戦し、うまくヒットするものの、なかなかピニャータはおなかを割らない。
顔を真っ赤にして、汗を流しながら格闘する子供たち。

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小さなゲストも目隠しなしで立ち向かうも大きなピニャータは、びくともしない。
今度はフェルナンドのお姉ちゃんの登場だ。
それでも割れないピニャータに業を煮やしたママ、エスメラーダも登場してきた。

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ついにピニャータのおなかが割れて、キャンディーが次々とこぼれ落ちると、子供たちの歓声が上がる。
今度はキャンディーをどれだけ集められるかの競争だ。

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それまでは大人しかった1番上のルイスも必死になってキャンディーをかき集めていた。
このキャンディー類もアメリカンキャンディーではなく、メキシカンキャンディーだ。
行ったことはないが、近くにメキシカンマーケットがあり、そこでこのピニャータやキャンディー類、カニアサダ用の牛肉も手に入るという。

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大仕事を成し終えた子供たちの顔は満足感でいっぱいだ。
子供の写真を撮ると、どうしてこんなに真っ直ぐの笑顔ができるんだとうかと、ファインダー越しにまぶしく思ってしまう。
息子たちもこんな顔をして、真っ直ぐ見ていた頃があったなあ…

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陽気なメキシコ人夫婦のエンリケとエスメラーダ。
今、アメリカはメキシコ人をはじめとする南米からの移住者が急増していて、地域によっては問題も起こっている。
でも、私は陽気なメキシコ人が好きだ。
LA時代、一番仲が良かったのもメキシコ人だった。
勤めていた高校は85%がラティーノだった。
陽気で情の厚い彼らといると、慣れないアメリカ生活も「何とかなる」と思ったものだ。

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戦利品をTシャツに集めて、子供たちは大満足。
さて、パーティの締めくくりはやはりバースディケーキ。
小さな8本のろうそくを一息で消したフェルナンド。
8歳の日々が輝かしいものでありますように…

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主役のフェルナンドも頬を紅潮させて、8歳の誕生日を楽しく過ごしたようだ。
おなかも満たされ、キャンディーも手にした子供たちは、サッカーボールを追いかけて庭を走り回っていた。

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6月の空はどこまでも青く澄み渡り、庭の大きな大きなエルムの木は万歳をするように空に枝を伸ばしている。
その木にはブランコが吊るされ、木陰で気持ちよく子供たちはブランコをこぐ。
きっと3人の子供たちは、楽しいときも、両親に叱られたときも、ここでブランコをこいでいたのだろう。
8歳には8歳の、そして14歳には14歳の、15歳には15歳の思い出がここにあり、、それぞれの生き様をこの木は見続けてきたのだろう。
明日、このメキシコ人ファミリーは、メキシコへと帰っていく。
Good luck my beautiful neighbor.

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Commented by ★元気ばば★ at 2011-06-18 20:05 x
お友達もできたのですね。
早速ご招待
うれしいね
お国が違うとたべものもごちそうになる楽しみが増えますよね
食べたことがないので想像がつかないメキシコ料理です。
Commented by shinia62 at 2011-06-18 22:18
ピニャータはパーティーに招待されなくても街を歩いていると見かけますね。ロサンゼルスではそれに気が付かないようにするのが難しい程です。メキシカン料理も何処へ行ったもあります。バッフェースタイルのレストランでは何処へ行ってもあるって感じです。ロサンゼルスはラテン系がマジョリティーと言われ始めているので無理ないですが。
Commented by lanova at 2011-06-18 23:41
★元気ばばさん_ここは近所づきあいが頻繁で、週末になると食事に呼んだり、呼ばれたり、またお料理のおすそ分けをいただくこともしばしばですよ。両隣はエチオピア人一家で、とても多様なエリアです。
Commented by lanova at 2011-06-18 23:43
★さむさん_そうなんですよねえ!思いっきりメキシカンエリアに住んでいながら、私はちっとも気づきませんでした。もっともあの周辺が学校区なので、ショップなどがなかったからなのかもしれませんが…アメリカのレストランのメキシカン料理は、やはりアメリカ人の好みに合うようにアレンジされているそうです。メキシカンの家庭料理はやっぱり美味しいですよ!とこの国の料理もそうでしょうね。
Commented by Macci at 2011-06-25 04:04 x
Happy Birthday neighbor!

こんにちわ!

昨日ラスベガスから帰ってきました
ミネソタ涼しい(⌒_⌒)ニコ

ラスベガスで
溶けちゃうかと思いました(*´Д`)=3ハァ・・

ご近所さんと仲良しでいいですね!!

羨ましい!

うちはサッパリです 。
Commented by lanova at 2011-06-25 11:47
★Macciさん_お帰りなさい!
素敵な結婚式だったようですね。
おめでとうございます!
ラスベガスは暑いけど、ドライだから木陰は気持ちよかったでしょ?
こちらは今日、午後からクマちゃんママと妹がインディアナからやってきています。
メキシカンファミリー、18日にメキシコに帰国してしまいました。元気でいてほしいと願っています。
by lanova | 2011-06-17 22:10 | Event | Trackback | Comments(6)