2005年 03月 11日
夢野久作全集 10
夢野久作といえば探偵小説の大家であり、最も有名なのが「ドグラマグラ」。
今まで何度も読みかけては頓挫し、を繰り返していたが、昨年暮れにとうとう完読。
読んでみれば、意外におもしろくてどんどん読み進んでしまった。
今の時代に妙に当てはまるところがあるような気がした心理小説。
そしてその勢いで読んだのが、この全集の10巻。
短編小説ばかりを集めてあり、「ドグラマグラ」の後だったせいか、今一つ読みごたえがなかったように思う。
学生時代、夢野久作は一種の「通過点」みたいなところがあった。
いつだったか書店で高校生の女の子が「夢野久作はありますか?」と書店員に尋ねていた。
「いえ、うちには置いておりません」という書店員の返事を聞いて愕然としたのを覚えているが、今も夢野久作に夢中になる若い人たちはいるんだろうか。
夢野久作全集 10/夢野久作(ちくま文庫)
今まで何度も読みかけては頓挫し、を繰り返していたが、昨年暮れにとうとう完読。
読んでみれば、意外におもしろくてどんどん読み進んでしまった。
今の時代に妙に当てはまるところがあるような気がした心理小説。
そしてその勢いで読んだのが、この全集の10巻。
短編小説ばかりを集めてあり、「ドグラマグラ」の後だったせいか、今一つ読みごたえがなかったように思う。
学生時代、夢野久作は一種の「通過点」みたいなところがあった。
いつだったか書店で高校生の女の子が「夢野久作はありますか?」と書店員に尋ねていた。
「いえ、うちには置いておりません」という書店員の返事を聞いて愕然としたのを覚えているが、今も夢野久作に夢中になる若い人たちはいるんだろうか。
夢野久作全集 10/夢野久作(ちくま文庫)
by lanova
| 2005-03-11 21:30
| Book